はからずも映画鑑賞録　『Once upon a time in Mexico』 - ブログ引越し検討中 (仮住まい)

TVのチャンネルをテキトーに回していたら、アントニオ・バンデラスがギターを弾いてた。
これって午後のロードショー？
彼がギタリストでガンマンの役の映画、昔、観たなあ。
『デスペラード』　のエル（←役名）だったっけか？

そうそう、タランティーノがちょろっと出ていると聞いて観たのだが、
フラメンコを踊るようなガン捌きと、派手すぎない感情表現と、、、初見のバンデラスの演技に引き込まれ、
以降バンデラスファンとなった、記念すべき(？)映画だったんだった。　←だんだん思い出す

テレビで出てきたタイトルは、『Once Upon A Time In Mexico』
エル・マリアッチ（the singer くらいの意味←たぶん）っていう役名が同じだから、続編ですな。

え、ジョニー=デップ出てる

サングラスかけてると、ディアハンターに出ていた頃のクリストファー=ウォーケンにどことなく似てる？

この、犬かわいがってるおじさん、ミッキー=ロークでは？

ストーリーは、というより、一部の動きはコメディ。
かっこよすぎるのと、可笑しいのは繋がる部分があるのだな。　

それに前作と同様、動きが派手でコミカルなのに、過剰な感情表現がなくて、よい感じなのだ。

続編らしく可もなく不可もなく、ちゃんと観れちゃう映画だったが、
ギターシーンが好きだと言ったら、この映画の見方は間違ってるだろうか？

　　　武器を仕込みまくってるギターケースから、普通にギターを取り出して引いて見せたところ、

　　　依頼主に、
　　　「ほんとに弾けるんだ？」
　　　「当たり前だ」　　

　　　このシーン、結構好きかも。

全体に、おもしろく見れます。

ジョニー=デップファンには、物足りないかもしれません。

でも、この続編ができるなら、目玉をくり抜かれたジョニデも出てきそうな気がします。

シリーズ全般の細かい突っ込みどころ。
前作デスペラードの冒頭で、バンデラスは手を撃たれてうまくギターが弾けなくなって、
弾き語り歌手（マリアッチ）としてやっていけなくなったから、

アルコール中毒になって用心棒っぽい仕事をしていた気がするんだけど、
この作品では、普通にギター弾いてる。　何か説明あったっけか？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジョニデの視力も、何の説明もなく復活してたりして。

デスペラートの解説
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=27730
これの説明が好き♪　「たとえるならば、死霊のはらわた２」
でも、おなじallcinemaの『レジェンド・オブ・メキシコ』、『エル・マリアッチ』の解説は

別の人が書いたとしか思えない無難さです。