映画鑑賞録 『オブリビオン』

今回、夜にフランクフルトを離陸するフライトを選びました。

５時半まで研究所で仕事してた　

 

でも、夜のフランクフルト空港は、なかなか良い感じです。

 

 

機内映画鑑賞録　『オブリビオン』　http://oblivion-movie.jp/　　

ネタバレ感想になりますので、あらすじを知らない方、見ようと思っている方はご注意を。

 

Yahoo映画 によると、

　エイリアンの襲撃で半壊して捨てられた地球を監視していたトム・クルーズが、

　謎めいた人物との遭遇を機に自身と地球の運命を左右する事態に巻き込まれていく……話なんですが。

 

（ネタバレしてもいい人は、カーソルで反転して読んでね） 

記憶を失ったり、複製されたり、頭をいじられて自分が誰だかわからなかったりしたあげく、

持ち前の正義感や好奇心、あるいは探究心で、所属していたはずの悪の組織に立ち向かう。

……という、比較的よくあるパターン。　

『ボーンシリーズ』も『アンノウン』もそうですな。

 

SF映像としては、どことなく　『２００１年宇宙の旅』　＆　『トロン』　を混ぜた感じ。　

綺麗でないことはないですが。

 

放射能汚染の広がり方、何の脈絡もなく出てくるような湖やカントリーハットや古いレコード、

大事な任務のはずなのに、緊張感も使命感もいい加減で、どんだけ危険を顧みないんだトムクルーズ、

えええと、君らの通信システムってどうなってるんだ？　科学力が高くなったり低くなったり。

それから、クローンネタ……

いや、クローンが同じ記憶の断片を持っててもいいんだけど、

旦那が一人殺されちゃって、次の旦那（クローン）が自爆しちゃったから、

また新しい旦那（これもクローン）と、幸せに暮らしましょう、ってラスト、これってどーよ？

都合よく一人ずつ出てくるからいいけど、いっぺんに出てきたら喧嘩するよ？

 

しかも月を消滅させて、地球を事実上破壊した異星人の本拠地を、

結局トム（２番目）一人で爆破・滅亡させる……ううう。

 

SFとしては、ちゃんとつじつまを合わせれば悪くないネタだと思うので、

ここ一歩が残念な映画になってしまいました

 

 

なお、ヴィクトリア役のアンドレア・ライズボローの機械的な表情や動きが、きれいで良かったです。