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映画鑑賞録 『After earth』

機内映画鑑賞録 『After earth』
      
 近未来、人類は地球の自然環境を捨て、遠く離れた惑星、ノヴァ・プライムに移住している。
 ノヴァ・プライムの先住民は、人類を抹殺する巨大生物「アーサ」を作り上げていた。
 「アーサ」は視覚も嗅覚もないが、人の恐怖心を察知して攻撃する。
 恐怖心を消すことで、アーサから自らを見えない存在にできる優秀な軍人である父親と、
 そのローティーンの息子が、訓練用のアーサを移送中に、事故で地球に不時着。
 動けない父親に代わり、息子が遠く離れた地に救助信号を送りに行く。 
 そこには、地球で生き残った野生生物と、船から逃げ出したアーサが…… (今、適当にまとめたあらすじ)
 
 
ウィルスミスが息子のために書かせたとか、駄作だとか、米国評論家からはえらい言われ様なのだが、
これが仮に、ウィルスミスの息子でなければ、ここまで言われることはなかったんじゃないかと思う。
 
ありきたりではあるのだが、自分は動けない父親が、壊れてしまった無線に、
「落ち着け、ひざをつけ」 と、伝えると、
その声が聞こえたはずもない息子が、泣きそうになりながらも、自ら落ち着こうとする膝をついたり、
「危険は現実のものだが、恐怖はじゅぶんの想像力が作っているにすぎない」 と、
親が息子に教えることばを、戦いのシーンで(息子の回想として)被せたり、
そんなに悪い脚本でもなかったと思う。
 
批判は巨大なマーケティング費や、スミス親子という売りこみ方への反発なのではないかと思う。
単純だけれど、当たり障りのない、佳作だったと思います。