自分へのドイツ土産
就職してから、長年、アイグナーの財布を愛用していた。
途中、同じものを買い替えたり修理したりして、20年近いと思う。
私の購入しているアイグナーの財布は、190ユーロ~200ユーロであまりディスカウントもない。
昔のレートだと、3万円近かったと思うが、丈夫なのに柔らかな革が気に入って、ずっと替えなかった。
痛んできたので、次もまた同じものを購入しようと、今回のドイツ出張で探していた。
ところが、だ。
フランやマルクからユーロに変わった時、お札のサイズが少し小さくなったためか、
財布も一回り小さいのが主流を占め、この旧サイズがなくなってしまったようなのだ。
新しいサイズのものでは、日本円の札には小さすぎる。
街中で見つからず、最後に空港で探しても見つからなかったら、別メーカーにしよう、と、諦めた。
少なくとも7年前は、空港のショップにあったのだから、と、思うのだが………見つからなかった。
さて、そうなると、どこのメーカーにしようか?
ドイツの革メーカーであるゴールドファイルもシンプルで魅力的だが、女の手には武骨すぎる。
そうやって空港を歩いて見つけたのは、 PICARD? これもドイツメーカーのようだ。
何という事だろう、形、カードホルダーの数、小銭入れの形、アイグナーと全く同じ。
革の手触りこそ少し硬めだが、完璧なデッドコピーに見える。
ちなみに、値段は50ユーロ少々。 かなりエコノミー♪
茶系ばかり3色あったので、元々のアイグナーと一番色味の近い、真ん中の色味のものを購入。
なお………私は意識していなかったのだが、丁度その持っていた巨大で丈夫な布袋
(2,3年前に、ミュンヘン空港でお土産物を入れるのに購入した)がPICARDのものだという事を、
お店の人に気づいてもらい、何やら偉く愛想よくディスカウントしてもらったのだ。
この巨大バッグで、安さと丈夫さ、仕立ての良さは確認済みである。
色もオーソドックスなので、高校生の娘も荷物が多い時に使っている。
アイグナーが元のサイズを作るようにならない限り、PICARDを愛用することにしよう。
アイグナーイタリーは、日本で買ってもEUで買っても、20パーセントくらいしか変わりません。
なんだかんだと、今度の出張でも、このバッグがいっぱいになるくらい、お土産物が増えました。
子どもへの土産物 (エッフェル塔型パスタとか、空港セットとか) って、かさばるのよ……
LIMOXの空港セット(今回は独・英)、お抹茶は大喜びでした。
そうそう、このメーカーのバッグも持ってます。 いつも色が複雑で素敵です。