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読書録 『ST 化合』

講談社文庫 今野敏 『ST化合 エピソード0 序章』  読了

<あらすじ>  
現場は検察の暴走を止められるのか?
エリート検事は殺人事件を異例の陣頭指揮と鑑識結果の強引な解釈で早期解決を強行する。
疑念を抱く捜査一課の若手・菊川と所轄のベテラン・滝下は独断で動き始める。
拘束された被疑者が“落ちる”までに二人は証拠を捜し出せるのか!?
「ST警視庁科学特捜班」シリーズ、序章。   (Book データベースより)


STシリーズはジュブナイルと割り切って、楽しく、あとを残さずに読むようにしている。
が、カラー戦隊のメンバーではなく、若いころの菊田が主人公、って、
しかもこれじゃあまるで本格刑事もの……しかも、このキャラクターの素直さは『隠蔽捜査』の竜崎っぽい……

STシリーズとしてではなく、単なる刑事ものとしておもしろかった。
ついでに言うと、検事と警察との関わり合いなど、意外にシビアに描かれていて、
そのくせみんな根っこの部分で清い、というか、綺麗ごとが横行していて、
そういった観点でも、隠蔽捜査シリーズを読む感覚に近かった。

ああ、この人って、滝下を見習ったから、カラー戦隊シリーズ本編ではあんなキャラになってんだな、
というのがよくわかる作品で、
菊田はシリーズ本編でも嫌いなキャラクターではなかったので、満足だ。




昼間会社に買っていった、クロワッサン鯛焼きミニサイズが美味しかったので、
子供たちにも購入して帰ろうと思っていたら、売り切れていました。
お抹茶あったっけ? と、帰宅途中にメールを出したので、抹茶を点てないわけにもいかない……

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柿の和菓子と、芋の和菓子です。
もう一つ、栗の和菓子もセットだったんですが、写真の前に食べられてしまいました。