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昔の映画鑑賞録 「モスマンが来た!」 じゃなくて、『蛾人間 モスマン』

カエルさんに教えてもらった、今日の【午後のロードショー】 『蛾人間 モスマン』  
振り替え休日の消費に、自宅で科研費書類を仕上げつつ、つけっぱなしにしておりました。

イメージ 1
<あらすじ>
ちょっとマニアックなUMAであるモスマンが正義の味方(?)となり、
酔っぱらってふざけた挙句の殺人を隠していた若者たちや、
子供の事故死をもみ消した町長たちに天誅を下す。

頭が昆虫なだけあって、やることに一貫性がなく、
鏡から鏡に移動する超能力や、人に乗り移る能力がある割に、
銃で撃たれて逃げ出してみたり、
しつこく襲い掛かったかと思うと、忘れたように見逃してみたり、
50年以上大人しくていたのに、「皆殺しだ~」となってみたりと、
油断も隙もない構成になっている。 
.                    (by しましま映画館


いや、映像のチープさも含めて、このB級っぽさは貴重だと思うんですけどもね。
若者がどうやったら生き延びられるか考えながら、逃げる様子は 
どことなく 『ファイナル・ディスティネーション』 っぽい気もします。 

プロフェシー』 のモスマンが、姿をはっきり見せず、UMAのままだったのに対し、
こちらのモスマン五本指で脊椎動物の全身像がはっきり見えるうえ、 
言い伝えの聖地だか何だか、解明アンタッチャブルなインディアンの呪い的な理由さえつけてしまいます。
もう、チープを狙ってチープにしているとしか思えない潔さが好きです。 ((え、好きなの

あと一つ。
妖怪や怪物、祟り神など強い物を祀っておくとか、
ひどい目に合わせて殺しておいて、あとで化けて出ないでね、風に祀ってしまうのは、
日本ならではだと思っていたのですが、
この街の人々は、年一回、モスマン祭り とやらをやっている……
アメリカ的な思考としては、珍しいかも、と、(初見の時は)思いました。

(最近、米国でも町おこし風にUMA祭りをやっているので、驚かなくなりましたが)




もっとも、映画館に行ったとしたら、 金返せ映画の一本かと思います。