喋りかけないでくれええ
私が高齢者を苦手なのは、彼らが他人の行動にちょっかいを出してくるからだと思う。
社会環境が良くなるような、「○○しちゃいけませんよ」 的な注意ならまだしも
用もないのに、「喋るのが目的で、喋りかける」 のは、どうにかしてくれ、と、思う。
喋るのが目的で喋りかけるじいさんばあさんには、喋りかける判断基準があるようで、
若者には声をかけない。男には声をかけない。………ように思う。
となると、中年女の私は、彼らの選択基準にあってしまっているのだろうか。
ボックス席の斜め前に座ったお年寄り男性から、ガン見されているのは気づいていた。
目が合いそうになるたびに目をそらし、「喋りかけないでオーラ」 を飛ばしていたつもりだ。
申請書に書く内容を、頭の中で反芻していたからだ。 喋りかけられたくない。
オーラで弾き返すことはできなかった。
「その会議、行ってきたの?」 ←私が持っていたバッグパックに書かれた国際会議名を読んで言っている。
. 「は?」 ←会議話題の雑談を始められたらかなわないのでバックれる。
「International congress for XXXX でしょ?」
. 。o ○ *1
「今年はヨーロッパで開催され……
. 「さあ? この文字の事なら、英語わかんないんで」、
「あのね、それは、、、」
. 「すみません、考え事しているんで喋りかけないでもらえませんか」
「どうしてそんなつっけんどんに……・」
. 「…………」
「こういう会話からね……知識が……学習が………」
. 「いい加減にしてくださいよっ」 ←周りに聞こえる声で言って、席を立って逃げる。
. と、痴漢から逃げるみたいに見えて、注意を引くので効果的。
暇な時なら、多少の会話は厭わないが、忙しいって言ってるのにどうして食い下がるかな。
結局そのあと聞こえよがしにブツブツ文句を言い続け、仕事は邪魔されてしまった。
電車の中で、見知らぬ他人と言葉を交わすこともあってよいとは思う。
暇な者同士ならいいんじゃないかと思う。
だが、今日の私はヒマじゃない。
. 邪魔だッ
まあ、職場の事務員さんとかでもいるんだけどね、喋る目的で喋りたい人。
(そういうこともあって、ネットやブログは自分の都合で時間が決められるから楽なのよ……
Lineなんかで、すぐに答えを求められるようになったら、メリットないよね)
なお、カテゴリーは、人災のつもりで災害を選んでみました。
*1:ちっ、同業者かよ