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映画鑑賞録 『デッド・インパクト 処刑捜査』

体調不良で会社を休んだので、テレビ東京午後のロードショーを観る。
観たことのない映画で 『デッド・インパクト 処刑捜査

名探偵コナンで観るまでもなく、爆弾ものというのはとてもスリルがあって、
犯人の残虐さや冷酷さ、タイムリミット、その割に爆発もロングで模型を撮影すれば、撮影も安上がり、と、
言うことはない。

この映画も、冒頭で主人公の刑事(トム)の奥さんを、彼自身が射殺せざるを得ない状況に追い込む、など、
いっきに緊張感を跳ね上げる。
トム役の、ショーン・パトリック・フラナリーが凄い。
表情だけの演技なのだが、それが、素晴らしい。 この映画は掘り出し物か?

(中盤) 面白くなりそう……なんだが、
こんなにやり手の犯人は、なぜ8年も沈黙してたのか、なんでいきなり大金なのか
思い出したように、トムに復讐(?)するのか、ドライビングフォースがイマイチというよりまったくわからん。
警察組織やFBIの方々の個人情報、スカスカすぎっ
身内も、簡単に攫われすぎっ 
C4(コンポジットフォー)は、機械で探せなくても、爆発物検知犬が見つけられるじゃんっ

まあ、中盤ダレても、最後で盛り返してくれれば。
適度にロマンス風の要素も入れ込んできたし。反撃っぽい感じも
ううううう、この犯人、もうちょっと頑張れば、ハンニバルクラスの犯罪者になれるのに~
もしかして続編作る? その気でもあるの?
ああ、ライオン(犯人)を殺しちゃったからそれも無理か。

このラストはあまりにもあっけなさすぎると思うんだけどなあ………もう一声なのにっ
.                                        ざんねんっ