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勝手に『犬まみれ』

anneさんのブログに、美術館の『猫まみれ展』が紹介されていて、
確かに日本画も、日本の画家も、圧倒的に犬より猫を描いていることが多いなあ、と、思ったのだが、
だったら犬はどうよ、と、思い当たる名画を検索し倒してみた。

家に複製画をかけているのですぐに思い浮かぶマネの名画。
(耳を伏せたパピヨンか、キャバリアか)
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マネは犬好きだったんじゃないかと思う、『鉄道』でも、くつろいだ顔の犬を描いてる。
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フランダースの犬のラストに出てくるルーベンスの絵にも、犬がいたよねえ……
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これもあまりにも有名、ビクターの犬……じゃなくて、バラウドの『主人の声を聴く犬』
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これもすぐに思い浮かぶ有名な絵だ。ルノアールの『舟遊びの昼食』の卓上犬、ヨークシャーテリア
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メアリー=カサットも、ヨークシャーテリアっぽい犬が多い。時代なのか手頃なのか、描きやすいのか。
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ローランサンの絵も犬だらけだが犬種がわからん。犬を飼う踊り子や娼婦が多かったのかな。
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ローランサン自身、さびしがり屋で次から次へと恋をして、というのも聞いたなあ。犬も美形だ。
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あと、犬がたくさんいた、と覚えていたのはブリューゲル。狩りに犬はつきものだ。
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これもブリューゲル、これは狩りじゃなくて“ベツレヘムの嬰児”の捜索をする、たくさんの犬。
(この絵自体、いろいろ逸話があるのだがそれはまた別の機会に)
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ブリューゲル(父)も狩りの犬を描いてる。働く犬たちはみなシュッとして格好がいい。
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スーラも犬を描きこんでるけど、猿までいるんだよね……
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ゴーギャンの描く犬、二種。左がタヒチの犬で、右はブルターニュの犬。
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なぜかサテュロスと犬は合わせて描かれることが多い。コジモの『サテュロス』を探していたら、
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こんなのも見つけた、ヨルダーンスの『サテュロス
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きっと描いているだろうと思って探した、フェルメールの犬。大人しくて飼いやすそうだ。
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クラナッハにもいたはずだ、と思って探した。『楽園』の犬。
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これだけシンプルでちゃんとダックスフンドに見えるのは、さすがピカソ
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犬がいるのは覚えていて検索した。ファン=エイクの『なんチャラ夫妻の肖像』 ←いつも忘れる
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左から、アメリの映画に出てきたゾーヴァの犬、ロートレックのチワワ、ゴヤの『砂に埋もれる犬』、モリゾの犬。
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ゴヤの犬だけ不幸そうだが、モリゾの犬と少女の組み合わせはいつも少女が幸せそうに見えない。

古そうなタペストリーにも犬。みんな痩せてるなあ……
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ダリはキリンの向こうで燃えている犬を見たような気がしたのだけど、見つからず、これはだまし絵の犬。
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ダビンチで白犬を抱いているのがあったはずだと思ったのになかなか見つからず、
探しに探して……
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ダヴィンチ『白貂を抱く貴婦人』  犬じゃなかった 

かすかな記憶をもとに探しただけで、有名な絵がまだ忘れられてる気がするし、
犬名画はもっとありそうな気がするけれど、ダビンチでショックを受け、ここまで終了します。