映画鑑賞録 『ロビンフッド』
ルフトハンザ機内上映映画 「ロビンフッド」
このくらい古ければネタバレ満載のレビューを書いてもいいだろう。
時代は12世紀末。十字軍の兵士としてフランスで戦っていたロビンは、
イングランドの騎士ロバート・ロクスレーの暗殺現場に遭遇。
ロバートの遺言を聞き入れ、彼の父でノッティンガムの領主である
サー・ウォルターに剣を届ける役目を引き受ける。
かくして訪れたノッティンガムの地で、ロバートの身代わりになってくれと頼まれるロビン。
彼の素朴な人柄は領民たちの人気を集め、ロバートの未亡人マリアンとも心が通いあっていくのだが、
その行く手には、イングランド侵略をもくろむフランス軍との壮絶な戦いが待ち受けていた。
(wikiよりあらすじ)
英語のwikiのほうが詳しいが、ロビンフッドの伝説をうまく組み合わせて、ストーリーが作られている。
弓の名手、義賊、
未亡人と仲がいい(死んだことになっている元夫か?)、
リチャード1世時代にジョン王(リチャード1世の弟)に反発、
十字軍上がり、彼をかくまっていた教会がある、
子供の盗賊?
複数の人物の伝説が集まってできている。
これらの情報をあわせて矛盾なく組み上げるのは、(各イベントを知っていると)推理小説的な快感がある。
へたれ王のへたれっぷりもすばらしかった。
周りがみんなまともでも、真ん中の王が駄目だとああいうことになるんだな。
なお、ロビンフッドというと、森の中の身軽な迷彩服、
つまりピーターパンみたいな服を連想するのだが(←子供のころに読んだ本の影響)、
鎖帷子で十字軍上がりかあ・・・・・・
きれいに破綻なく作ってあって面白かったです。
って、ドイツからだとyoutubeの共有は、リストが違うんだな、っていうことに気づきました。
なんだこれ、と思うリンクがあって、ちょっと驚きました。
そんなわけで、帰国後に映画鑑賞録をまとめて書くことになりました。