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虫の居所を考える

堕天使さんが、『虫の知らせを考える』というブログを書いてらした。

虫の知らせ、虫が好かない、腹の虫が収まらない、本の虫、疳の虫、浮気の虫、虫の居所が悪い……
日本語では心や感情などの表現に、いろいろと「虫」を使う。
そうはいっても、自分ではあまり使わないし、なんとなく文学的な表現のような気がする。

思い起こせば高校生のころ、いまや文学部の教授となった友人K(お姉さんタイプ)が、
私と一緒にクラスの女教師に叱られたあと、

 「普段はこの程度なら叱らないのに、よほど“虫の居所が悪かった”のかな」  と、言った。

  「ムシノ イドコロ?」イメージ 1

 「機嫌が悪いこと、そう言わない?」

  「知らないけど、虫が頭の中にでもいるのかな」←馬鹿な子

 「へ?」

  「きっと虫が耳から入って頭にいるんだよ」←馬鹿でホラーな子

友人は、「あんたって、わからない子ねえ」、という顔で諦めたようだが、
脳内お花畑にチョウチョでも入って燐粉を撒き散らしているならいざ知らず、
耳からカブトムシでも押し入ったら、機嫌も悪くなろうというものだ。 ←馬鹿でホラーな子は成長してもあまり変わらない。
いや、腹の虫が収まらない、とも言うから、回虫なのかもしれないが。 ←成長してないな。


さて、それでも中国の道教では、人間の身体の中には、体長6cmほどの虫が3匹いると考えられていて、
それぞれ、頭や目の病気や欲、お腹をはじめ内臓の病気、腰から下の病気をつかさどっているのだそうな。

イメージ 2
う~ん。頭の中にチョウチョがいるのと、爺さんがいるのとどっちがいいんだろう?
ただ、虫っていうと、あまり良いイメージはないよね。


虫の知らせだってさ……
イメージ 6
という、ハッピーな感じの知らせよりも、

イメージ 3
とかなんとか、悪いメッセージのイメージがある。
良い知らせは、虫の知らせとは言わないんじゃないか、とも、思う。

もっとも、第六感というのは、無意識のうちに自分が持っている情報を整理して、
その結果を導き出している、という説もある。
小説で読んだ、刑事のカンは、やり手の刑事が直感で不自然なことを見抜くようでいて、
直感が働くよううになったには、膨大な経験とその知識の蓄積の賜物なのだから、
何が不自然で疑問に思った元なのか、きちんと考えるべきだ、と、上司から諭されているシーンがある。

その辺の知識の整理整頓を、頭の中の虫のじいちゃんがやってくれるのなら、それはそれで便利だが。


そういえば、アニメの「犬夜叉」で、物知りのノミの妖怪が出てきたなあ。
イメージ 5冥加(じいちゃん)、って言う名前だったと思う。
犬夜叉は頭が犬っぽいので、
耳の後ろのフサフサしたあたりにいて、いろいろ知恵を授けてた。
動きはとってもノミっぽかったけど。
                  あ、キャラ設見てみると、地味に6本足なのね。



と、いうわけで、急に暑くなるとともに、蚊が発生するシーズン到来である。
虫の居所? どこに逃げたかわからない?

まあ、どこに逃げようと、一網打尽だ。
イメージ 4



今日はお抹茶BOYのバスケの試合だったので、学校に見に行った。
彼は負傷中(ロングシューターなのに突き指)だったので、ベンチで自らが衛生兵みたいになってた。
足が何度もつってしまう先輩の足をたたいたり冷やしたりしていた。

何の気まぐれか、夫も試合観戦に合流。
「相変わらず、強いなあ」 と、昔の強豪校が (←夫は学生時代バスケ部)
今もまた段違いに強いことに、半ばあきれ、半ば感激していた。


美術部も、映研も、そういう感動は味わえないな。
あ、でも、上の脳内昆虫画像とかモスキート画像とか、その手のいたずら書きをするのは、今も好きです