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虹の物語――泣かせてしまったのは私か?

昨日、虹を見た。
昨日、ペットのミドリガメが、家出したけどちゃんと手元に戻ってきた。
昨日、英会話教室の日だった。

英会話教室で、英国人の先生(昨日は女性)と、挨拶がてら、その日にあったことを話す。
一応、テキストもあるが、ニュースネタの政治問題だったりすると、それで1時間が終わることもある。

虹の写真をスマホに入れていたので、
  「It was raining cats and dogs in Tsukuba, but after that beautiful rainbow came out♪
                                (つくばはすごい雨だったんだけど、とてもきれいな虹が出たんだ)」      
 「The perfect rainbow?  Did you see the bottom of the rainbow? (完全な虹? ボトムまで見えた?)
 「Bottom? Is it meaning under the rainbow? or the foot of a rainbow bridge?
                                       (ボトム(底)ってどこよ? 虹の下? 虹の(橋の)たもと?

というような、どうでもいいことを話しつつ―――こういうこと、らしい。
イメージ 1

Perfect rainbow と言うのも、Secondary rainbows(副虹)まで見えているかどうかの話でも、
Full-circle rainbow(上空から見る円形の虹)でも、干渉光の効果まで入った過剰虹のことでもなく、
端から端まできっちり見えている虹のことを言ったようだ。 (一般的には、それが当たり前である)

さて。
虹の根元(先生の言うところのBottom)に行くと、そこに金杯が置いてあるとか、お金が埋まってるとか、
いいことがある(恋人が見つかるとか、幸せになるとか)という物語があるそうだ。
なんとな~く、聞いたことがある気がする。
Dragonがいるっていうのもなかったっけ? などと、おとぎ話のような話になる。


昼間ミドリンのことを心配したので、ふと、思い出す。
『虹の橋』の話。
娘が小さなころに保育園の先生から聞いたので、日本の話か外国の話か知らないけれど、と、した上で……

「Rainbow is a bridge connecting our world to Heaven. (虹は天国と、この世界をつなぐ橋で)
   There is a big park at our side of the bridge,  (虹のこっち側は大きな公園になっていて←間違い。meadow(草原)だそうだ)
       always warm, enough food, tasty water, fresh air and sun shine, (いつも暖かく、食べ物も水も日差しもたくさんある)
   Gone pets, dogs or cats already had gone, are waiting their masters in the park.
                                                   (死んじゃった犬や猫、ペット達は、公園で主人を待ってる)
      Ten years later, or twenty, thirty years later, his master died and go to the bridge,
      they can meet again and cross the bridge together and go to heaven together.
           (10年、20年、30年後に主人が死んで、橋のたもとに行ったとき、彼らは再開し、一緒に橋を渡り、一緒に天国に行く)」

   *ドイツ人の子供(英語可)に話したことがあるから、大体は↑みたいに説明したけど、正しくはwikiをどうぞ。
   *都市伝説というか、誰が作った話かわからなくて、北欧神話のBifröst bridgeに似ているそうだ。
   *それにしても、英語版wikiと日本語のwikiで、書かれて(選んで)いる情報が違うって、どーよ?

先生はその話を知らなかったらしく、ひとしきり、「素敵な話だ」と騒いだ後、

    「My dogs are waiting me. Two dogs, his name...... he likes .........」

自分のペットを思い出したのか、ほろっ と涙をこぼしてしまった。

    「May be they are happy and waiting you, their dear human friend, friend ever true」

英国人にとって犬は大切な家族だったな、と思い出し、
(もちろん日本人もそうだが、英国人の犬Love は重症)
とっさに忠犬ハチ公的なMaster(ご主人)をdear human friend (愛する人間の友達)に、言い換えたりした。

 「ええと、きっと、アイスクリーム(←先生の犬の好物)も、虹のたもとの公園にあるよ、大丈夫」
 「兄に話す」 ……と言っていたから、お兄さんもかわいがっていた犬だったんだろう。

ペットロスの人を慰める話だし、思い出すたびに悲しい、まだ癒されてない痛みもあるもんな。

うちに居たハムスターたちは、みんな剣士娘を待っているだろうから、
待ってるうちに鼠算式に、とんでもない数に増えていそうな気がする――――と話して、どうにか笑ってもらった。 
   *ねずみ算的に増える>> increase in geometrical progression 幾何学的増加と言う言い回しはあるのだが、
                 ねずみが子供や孫を産んでいくみたいに、と、説明すると、たいていはすごく納得してくれる。(←経験則)




さて。
せっかくなので、虹のお話。
二重になった虹を、見たことのある人は多いと思う。
内側がくっきりした虹で、外側の虹は薄い。

拾った画像に書き込んでみるが、こんな感じかな。

イメージ 2


空気中の水滴に入った太陽光が、水滴の内側で反射してから、水滴の外に跳ね返ってくる。
水滴の中で、一回だけ反射した光は、主虹を作って、二度反射したものは副虹を作る。
反射の回数が増えれば、明るさが薄くなるのは直感的にわかると思う。

wikiから拾ってきた図だが………

イメージ 3

図を見てぱっとわかるのは、一回反射のものと、2回反射のものでは、
同じような方向に反射光が出てきても、反射回数が違い、光路長が違い、
光の色の並び(赤橙黄緑……)が反対になっていることである。

2重の虹を見たときに、色の並びまで見たのを覚えていないだろうか?
主虹は赤の帯が上、その一回り外側に広がる副虹は、赤の帯が下になっていたはずである。

夏になって、夕立が増えると、虹を見る機会も多いかと思う。
ぜひ、チェックしてみてほしい。
                                           *と、光学の講義で学部生に話してました★