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映画鑑賞録 『フェイス・オフ』

そういうわけで、本日の午後ロー。 『フェイス・オフ

午後ロー友の会のさんお勧めだったので、あらすじも読まずに安心して観始めました。

ニコラス・ケイジジョン・トラボルタって、どっちが犯人役/刑事役でもいいんじゃない?
と思いながら、でも、ニコラス刑事 (←もん吉、ちょっとえらいぞ)のほうが、警察顔よね、
などと思っていたら、……顔を移植しあって入れ替わるんですか、そーですか。

苦悩するのはニコラスケイジのほうが似合うもんね。
あ、トラボルタも悩んでる。

【あらすじ】
 かつて冷酷無比のテロリスト、キャスター・トロイ(ケイジ)によって狙撃され、
 その際に最愛の息子を失っているFBI捜査官ショーン・アーチャー(トラヴォルタ)。
 彼は飛行場での壮絶な追撃戦の末、ついにトロイを捕らえたが、トロイがLAのどこかに細菌爆弾を仕掛けている事が判明。
 当のトロイは植物人間となっており、唯一の情報源は獄中にいるトロイの弟ポラックスだけだった。
 FBI特殊班はアーチャーにトロイの顔を移植し外科的手術で本人そっくりに変えてから刑務所に潜入させ
 ポラックスから爆弾の設置場所を聞き出そうと提案。
 それは完全な極秘結計画として行われ、トロイの外観を得たアーチャーは、凶悪な犯罪者だけを収監した特殊刑務所に送られた。
 だが一方で昏睡状態だったはずのトロイが覚醒、彼は特殊班の医師を脅迫し保存されていたアーチャーの顔を自分の顔に
 移植させる。そしてポラックスから爆弾の場所を聞き出すことに成功したアーチャーの前にアーチャーの顔をつけたトロイが現れた。
 計画に関与した人間は全員殺され、刑務所にいるのがアーチャーである事を証明する手段は何一つ残されていなかった。
 トロイはFBI捜査官アーチャーとして爆弾を解除した事で脚光を浴び、権力と金を手に入れようとしている。
 アーチャーはトロイの陰謀を阻止するために要塞のような監獄から脱走、トロイの仲間の元へ身を寄せるのだが、
 そこにトロイの指揮する特殊部隊が急襲をかけた……。 (allcinemaより)



さすがさんお勧めなだけあって面白い。

顔交換して血液型はもとのとかわらないとか、骨格はどうしてるのか、とか、
刑事側が犯罪者の情報を持っているのはいいとして、犯罪者がどうしてそこまでFBI内部に詳しいのか、とか、
突っ込みどころはなくはないのだが、
飛行機で逃げようとしているのを、ヘリコプターで離陸妨害し、ジェットエンジンで吹き飛ばしてやっつける
―――まさにエンターテイメント、冒頭から引き込まれる。

トラボルタとニコラスケイジは、入れ替わった先で、それぞれがうまくやっていくというか、
家族や仲間を思わず助けてしまう、かばってしまうのも面白い。

コミカルなシーンも、ストレートにコミカルと思ってよいのか、
あるいは、人間の根底にあるものは、どのような仕事についていても同じで、
しかも、どのような人間でも、環境の違いで同じ行動ができるのだ、ということを言っているのかもしれない。
それぞれの子供と、(本来の親子よりも)打ち解けていけるのが、なんともいえなかった。

いや、まあ、だからこそ、善玉も悪玉もやってのける役者、しかもそれが二人なんだろうと思うが。


というわけで、お勧め映画です。