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読書録―漫画に埋もれる日― いて座のゼブラの運勢 (2017年09月30日)


毎回ヒアリングどまり(←最終審査まで言ってるからもう一歩の所)で採択には至らない、
大型予算の申請書を、今年も書いているわけだけど、
本日は占いからして、その手の仕事に向いていないらしい。

それから外部資金関係はもう一個大型なのが走ってるんだけど、
そっちの責任は軽いので、図面などをパッシブに送り出すだけだ。

今日は腰をすえてやるよりも、雑用っぽい書類(承認とか、一言書き込むとか)を捌こうか。

いて座のゼブラの運勢は52点! (2017年09月30日)

総合:
……前略……たまたま今日は、いつもと違うというだけのことです。
                     あまり気にしないこと……後略……

恋愛:    ……全略……

金運:    ……全略……


仕事: スローペースで仕事をしましょう。
                    あわててこなしたところで成果はあがりません



スローペースね。
と、言いながら、なんだかすぐに飽きてしまった。 ゆっくり走れないのは自転車並みなのか。
お抹茶BOYは学園祭で学校に行ってしまったし(←さすがに親は呼んでくれなくなった)、
朝っぱらからひょいっと入った無料漫画のCMで、漫画読書に引っ張り込まれる。


と言うわけで、漫画一行(1~3行)感想。
基本的にwebの無料漫画ばかりを追ってます。

  小畑健といったらDeath noteが有名になりすぎちゃって、それ以前の漫画は注目されてなかったと思うけど、
  これなんて打ち切りになったんじゃなかったかな。
  「金田一少年の事件簿」に似通っていたからか、その割にトリックがチャチ過ぎたからか。
  でも、昭和風味の右左コンビは比較的好きだった。

  気前いいなあ、 Death noteを思い出してみてみようとしたら、全部読めるようになってんの。
  正義も悪も、その場その場でポリシーが揺らいだり、ダブルスタンダードなのも、いろんなと中学生っぽい。
  スケールの大小にかかわらず、新井素子っぽいと言ったらいいのか。

  大学の頃に、惰性でしばらく読んでいたことがあったはずだが、これと言って面白くなかった。
  全頁読めるが、冒頭一巻でやっぱり飽きた。美形男たちと暗い女子が同居、というステロタイプ漫画の走り。

  ありえないだろ、という設定の割りに、よくありそうな話ではあるのだが、独特のペースと絵とがマッチして、
  なんとなく感じがいい。ありえない設定ながら、ひねくれた人が居なくてみんな素直だからかなあ。
変装した姉にイケメン遊び人の弟が惚れる、というドタバタマンガとも言える。

  どうしよう、このマンガのシュールさ、好きだ。美形で爽やかで情緒不安定なうらみちお兄さんが、
  教育番組「ママンとトゥギャザー」を通じて、子供たちに大人の闇を垣間見せる、いや、駄々漏れにする。
  「諦めたら試合終了だよ」っていうけ、「諦めても終われない試合があるんだよ、人生とか」。
  昔、似たようなことを言っていた上司を思い出します。名言です。

  日露戦争での活躍の後、大金をつかむために北海道に来た不死身の兵士が、アイヌの少女といっしょに
  金塊を追う。アイヌの生活や北海道の動物の解説書みたいになっていて、そっちが興味深い。

  タイトル、吉田沙織かと思った(笑) 古武道の継承者と驚異的な運動能力の持ち主の女子高生が
  地下リングでキャットファイトを繰り広げる。ヤクザが仕切る試合なのに、とても体育会系のお話。

  暴力を振るう親を5人の友人と一緒に殺して、死体を埋めた小学生たち。5年後、何者かが骨を掘り起こし、
  脅迫とともに彼らに新たな処理処理を依頼する。 ----根本が馬鹿なのだが、子供向けには面白いかも。

  以前1巻の半分まで無料で読んで、冥途様=ゾンビ物だな、とは知っていたので、続巻を読んだ。
  古の伝説&ゾンビのコラボで、地元出身&選ばれた者がかつての友人と共闘するっていうパターン。

  話は丁寧だしこれから面白くなるのかもしれないけど、一巻を読んだだけだと単にとっぴ過ぎる話。

  期待しないで読み始めたけど、なんかいいぞ、これ。お一人様女性たちが物件を探す話。
  マンション購入を考えてマニアックに知識を積み上げる女と、不動産屋社員たちの交流など。 

  フランス革命のときの処刑人一族の話。歴史を踏襲しているのかどうか知らんが、とにかく残酷なシーンと
  精神的にどーよ、という登場人物たちが満載で、ある意味いかにも中世フランス名漫画だった。

  一触即発のドロドロを含みながら、一見仲良く見える女子高生たちが乗ったパスが、転落し、
  救助を待ちながらサバイバルする話。ありがちな気持ち悪さを、かわいい絵で描いているけど、平均的。

  一見無気力な俺様キャラの高校教師と、昔知り合いだったらしい転校生の女の子の話。
  俺様キャラの教員が、不愉快でしかない。どんなにかっこよくてもダメだろ、こいつ。さっさと免職されろ。

海の闇月の影 篠原千絵 
  双子ホラー。片方に何か乗り移ったのか、もともとの性格だったのか。双子はいいとしても、
  この作者の描く男の子は、いつもまっ~たく魅力がないんだよな…… いろんな面で古い漫画。

デッドコピー がぁさん
  記憶のバックアップを取っておいてクローンに植えるというSF。クローン反対派やらなにやらいろいろ。
  コメディだが奥は深く、読後感も悪くないと思う。

野宮警部補は許さない 
宵田佳 
  憧れの警務部への転属となった女性警察官が配属になったのは、内部不祥事担当の警務部特別対応室。
  さわやかだけどいろいろとブラックなコメディ。面白いです。ずっと無料らしい。

ビストロ・パ・マルの事件簿 
原尾有美子  近藤史恵
  ガレット・デ・ロア(焼きケーキ)はフェーブという陶器の小さな人形が入っていて、当たった人に幸運が。
  どこかで読んで、名前を失念していたスイーツの話が出てきた。ショコラにしてもなんにしても、
  ちょっとずつ専門知識が増えるようなお話で、なんかいいな。と思う。一応謎解きもついてるし。

バイバイ人類 萩原あさ美  渡辺恒造
  分野としてはのっとり系ゾンビホラー。何の目的で町を占拠するのかわからないけど。

  主人公たちは小学校から中学くらいの感じの学園もの。ちょっと怖くて、ちょっと不思議で、
  世にも奇妙な物語を、少しだけホラーテイストにした感じ。可もなく不可もなく。

  芥川龍之介そっくりの老け顔の高校生は、脚本を書くのが趣味だ。内部分裂して演劇部を飛び出した
  少女たちと彼は、新しい演劇部を立ち上げる。絵柄は古いが、学園物として無難。
  ヒダルガミという妖怪は、鬼太郎で見たことはあるが……こういうもんなのか。
  独特の絵で、それが妖怪話に良く似合っている。 飢饉の話だから仕方ないが、どっぷり暗い。

  新宿歌舞伎町で質屋を営む七瀬は、日本一の鑑定眼を持つが、やくざからピン撥ねし、議員にも警察にも
  鑑定となったら引かない。暴力シーンはたくさんあるが、根底が正義の少年漫画だ。

  犯罪者が多くなりすぎて刑務所がいっぱいになりすぎたから、殺し合わせて人数を減らす、という
  比較的ポピュラーなタイプの話。武道をやっているたいした犯罪者でもないのが主人公なのもパターン。

  戦後ど田舎地域密着型ホラー、かな。地図にない島と、その島民、島出身の少女を故郷に届けてやった、
  退役兵と、政府の役人が異宗教とも言える島民たちの生活に巻き込まれる。何かゾワゾワする。

  いい加減にしてほしいと思うくらいたくさんある、リアルゲームに取り込まれる高校生の話。
  その割にはきちんと書き込んであって、怖さもあるんだけど、なんだかなあ。

  タイトルのままのよくここまでつまらない漫画が書けるなあ、という感じの、「死霊の盆踊り」的な漫画。

  ほのぼの系純朴初恋カップル物語、みたいな。中も外も古風なお寺の娘と、イケメンだけどずれている
  男の子の正統派の恋愛漫画。純朴すぎてほほえましくて、友達もいい子ばかりで、ほんわかする。

  ポヨンとした魅力的な女性を描く、エロ漫画作家で、絵の割に話がなあ…… と思っていたのだが、
  これは面白かった。悪い人がいなくて、コミカルで、ありふれてるけど、こういう話描けたんだな。
  身寄りのない青年が帰国直後、女子に間違えられたのをきっかけに女装に目覚める。
  色っぽい絵で、夜の商売で、なのにセクシャルカラーが全然ないのも面白い。 どうした花小路。
  って、ぐぐってみたら、やっぱり昔は「花小路小町」だよね、ペンネーム。
  でもって、絵は似てるけど同一人物じゃないよね、と思っていた東山由美も同じ人らしい。へえええ・・・

  花小路シリーズみたいになってるけど、これも読んだことがあるな。チャイナドレスを着た頭脳明晰な
  大富豪未亡人が、推理力を使って事件解決する話。ぱっとしない刑事との組み合わせも、古いけど定番。
  大手弁護意思事務所の新米弁護士だった美女が、歌舞伎町にある父親の弁護士事務所の案件に
  巻き込まれる話。主人公が明るいのと、どっかで聞いたような裁判話が多いので楽しめる。

  心理学者で恋愛相談が専門のイブのところに持ち込まれる、面白恋愛相談。
  強気で明晰に解決していくが、本人は決してモテないのが面白い。美人なのにねえ。
  結局最終話まで読んでしまった。こういうのも描けるんだね、花小路。 レオンとの掛け合いが好き。

  古書店を営業する鬼と、そのハンドラーである少年の話。鬼の書物を読むと鬼になるという理屈らしい。
  ハンドラーの少年が、食べて食べて食べまくる異形の存在なのだが、それはそれでかわいい。

  60歳独身のおばあちゃんが、介護していた母親亡きあと、古い屏風に封じ込められた妖怪を復活させ、
  高校生になって、遣り残したことを再経験する話……時代が(?)なんだけど、絵が綺麗でなかなか良かった。

  喧嘩っ早い若者たちの、暴力もの漫画。暴走族だの少年院だのもルールがあって、云々。
  ええええ、と。かなりの部分が実話なんだそうだ。

  原作月だよな、と、すぐにわかるしっかりした設定の刑事もの。マタギの家系の秋田の刑事が、父親の死の
  真相を知るために、新宿の暴力団を引っ掻き回す…… ロシアとの密貿易など、大掛かり。

  純文学っぽい、書生と大学教授の奥さんの話なのだが、気持ち悪いだけでいまいち。
  好きな人も入るだろうな、とは思うが、この時代の純文ものは女性が完全に物体でしかなくて不快だ。

  経済漫画というのかな、経営コンサルタントの女社長と、そこに舞い込む詐欺の被害者などの話。
  しかし、何でも書くな、この人。

  この話はいいかも。元ジャーナリストの高校教師と生徒たちの交流というか、運動部などのテーマはなくても
  きっちり丁寧に子供と親と教員の関係を書いているようで、読み応えがある。

  あの、今野敏の任侠学園。原作に忠実なだけで、それで面白いもん、とはいえ、日村さんも組長さんも
  とても似合っていいかんじに画像化されてた。

  今野敏のとせい。つぶれそうな出版社を、まじめなやくざが建て直す話。
  任侠シリーズはこれが一番初めなのだが、日村のキャラクターがちょうど良くて、続いているのだろうな。
  漫画にしてもそれは同じようだ。

  不思議な漫画だ。ゲイであることがクラスにばれそうになって、苦悩している中学生と、
  その周りの田舎町のボランティア団体(空き家解体業)の話なのだが、適度な丁寧さで読まされる。

  数分だけ未来が予測できるという超能力もの。ナンパした相手の女の子が死んで、事件に巻き込まれる
  ―――のだが、話が単調でダラダラしているので、せっかくのネタがもったいない。
  これも超能力もの。念をこめて写真を押すとその人間が消えるという能力。寺の子で、実家に引き継がれ
  ている能力? とはいえ、自分勝手な理由で人を消し(職場から異動させたり)ているので、不快なだけ。  

  ビストロのシェフと、結婚詐欺師の女、詐欺師仲間の悪党の話。当たり前といえば当たり前な展開。

  ほのぼの幽霊もの。姿は見えない健気で優しい幽霊(記憶喪失でたぶん女)と、大学生男子の話。
  実家が寺で父親は有名なエクソシストだけど、本人はヌボーっといいヒトなだけの日常がいい感じ。

  私はエロ漫画でも幼女ものというかJC,JS ものは嫌悪感しかないのだが、これはぎりぎりでOK。面白い。
  主人公多タイムスリップして小学生になって、25歳の視点で小学生と接するのだが、ギャップが笑える。

  あれ? 一度読んだことがあったかな。設定は知っている気がする。普通のビールや唐揚げ、湯豆腐に
  トン汁、海鮮丼などを出す居酒屋が、中世と繋がっていて、そこの人気食堂になっている――という話。

  ゴキブリ……なんだよな、火星にいても。人間型してても。……いや、SFと中2病の融合?

  何で新谷かおるだと思ってたのかな、これ。何者かに父を殺され、婚約者も自殺に追い込まれた青年が  
  ニューハーフ>>モデル>>女性ディーラーとなって、父と恋人の復讐をする。
  現在は成功している父の友人4人が、33年前の殺人事件の真犯人で、それを知った父を……って話。

  恋愛ゲームには待っている不細工な女子高生(でも、名前は目黒美人(めぐろみと))の学園もの。
  ステロタイプに、痩せて綺麗になって、という話だ思ったら、そのままの姿でがんばってたw

  ミスミソウの押切作品。マタギの少女を主人公にしたハードな話で、ちょうどもののけ姫みたいな感じだ。
  田舎の町や小さな村の人たちの思考の気持ち悪さが前面に出てきて、この人の作風なのかな、と思う。
  連続した話なので一緒に。神楽坂の若いやり手の獣医師が、小さな医院でできることを精一杯がんばる。
  施設云々が、人間の病院とも同じだなあ、と、思った。絵がきれいでさくさく読める。

  クライマーの話。目の前で友人に自殺されて自閉症気味になった高校生が、クライミングを目指し、
  世界的に有名な登山家となっていく話。独特の美観におきてきぼりを食らわないようにしないと、読めない。

  人の悪意の中で壊れて生きそうになり、自分を取り戻そうと仕事をやめて向き合い始める女性の話。
  なんだかなあ。。。。。。私小説を読むようなリアリティと同時に、だからどうした、的な読後感を味わう。

  前作に続き、不思議なヘタウマな絵と不思議な読後感。ハードボイルドになっていくようだし、悪くない。

  マーシャルアーツのジム講師の嫁と、合気道道場主の姑。こぶしを使って意気のあった嫁姑バトルだけでも
  面白いのに、周りのキャラクターも実にいい。 志穂美悦子武田梨奈でドラマ化してほしい。

  これも面白い。絵柄は古いが、正統派の推理もの。死刑囚の若者がその頭脳を買われて事件を解決する。

   昔読んだなあ。表に変わる女の子と、それを追いかけるマッドサイエンティストの話。基本的にJKが変身する
   中途半端なホラーばかり描いてたんだよな、この漫画家。せめてもう少し男の子が魅力的ならいいのだが。  

さらいや五葉 オノ・ナツメ
   好きなんだよな~、この人の絵と、お話。テレビでやっているのを一瞬見たのか、フタガシラで読んでのか。

霊感動物探偵社 山内規子
   動物と話すことができ、霊が見える女の子が、動物たちと事件を解決する話。やはり動物の見える男が
   出てきたり、ハムスターの霊が出てきたり、その割りに彼女は平和な日常を送っていて、ほのぼの系。

ドリィ・キルキル 蔵人幸明ノ村優介
   謎の宇宙人が攻めてきた地球はほとんど滅亡だけど、生き残りの特殊才能を持つ少年たちが戦いますっ、
   という非常にありふれたパターンながら、宇宙人の姿がぬいぐるみや二等身美少女系っていうのと、
   友情やら何やらを丁寧に書き込んであるので、それなりに読めてしまった。

おろち 楳図かずお
   まことちゃん以外は、ホラー漫画の一シーンずつしか知らなかったけど、おろちってこういう話だったんだ。
   人間の心は醜いけど、おろち、人間のおろかさを眺める立場ではいるけど、根がいい子じゃん……

旧約マザーグール 
菅原キク     
   お嬢様学校の女子高生を乗せた飛行機が墜落し、謎の生き物のいる島に美少女たちが漂着する。
   なんだかなあ……伝説ものにするか、ホラーにする、JKエロものにするかどっちつかずなんだな。

東京アンデッド 佐伊村司
   東京にゾンビがあふれ、生き残りの若者ががんばって生存を続けます……と。この手の多いなあ。 

恨み屋本舗 栗原正尚
   殺人事件の犯人抹殺から、ご近所トラブルの解決まで。依頼も値段も様々だが、必殺シリーズ

血の轍 押見修造
   絵など悪くはないのだが、人の心の機微過ぎる所を扱っているようで、漫画としてわけがわからん。

きみはペット 小川彌生 
   ドラマでやってたのを1,2回見たかな。おとぎ話風でぴんと来なかったが、漫画も同じ。
   とはいえ、漫画のほうが幾分拒否感はないかも。

闇の果てから 津雲むつみ
   幼女時に性犯罪の被害者になった女性が、殺された幼女の遺体を見つけてしまい……
   話は悪くないんだけど、主人公画へたれすぎだし、まったく話が進まないのでイライラする。

絶叫教室 いしかわえみ
   年齢小は小学校くらいの、女の子、男の子たちの対面するプチホラー。クラスでのいじめ、親との関係、
   転校生、クリスマスに玩具を買ってもらえない、など、小学校の身近なトラブルにあわせたオムニバス。

金魚の糞 桜田雛
   これは、面白い。キラキラお目目のど下手な絵(中年・初老・全員が高校生に見える)ながら、
   中2病や少年・少女の純粋だけどフラフラした気持ちを真っ向から描いている。 ある意味純文学。