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映画鑑賞録 『ザ・ロック』

今日の午後ロー。そういえば金曜日はニコラス・ケイジなのだった(笑)

でも『ザ・ロック』といえば、ショーンコネリーだったはず……
いや、1996年では、ニコラス=ケイジはそれほど認識していなかったのかもしれない。

     米海軍の伝説の英雄ハメル准将(エド・ハリス)は、政府に強い憤りを感じていた。かつてハメルの部下たちは
     敵に包囲された末に救援も得られずに見殺しにされた。しかもその事実は公表されず、彼らには勲章も授与されなければ
     遺族への恩給や賠償金も支払われず、葬儀すらあげられることはなかった。
     こうした問題の訴えにも全く耳を傾けてくれない政府に対し、ついにハメルは実力行使に出る。
     部下たちと共に、海軍兵器庫から致死性の神経ガスロケット弾を奪うと、観光客81人を人質に取り、
     アルカトラズ島を占拠。ロケットの照準をサンフランシスコに向け、遺族へ渡す補償金の原資として現金1億ドルを要求する。
     FBI長官は、化学兵器スペシャリストであるスタンリー・グッドスピード(ニコラス・ケイジ)に、
     島に潜入してガスロケットの発射装置を除去するよう命じる。
     だが、アルカトラズ島はもともと複雑な設計に加え増改築を繰り返したため、内部を知る者は誰もいない。
     そこでFBIは、かつてアルカトラズ島から脱獄に成功した元SAS(英国特殊空挺部隊)の諜報部員メイソン(ショーン・コネリー)に
     協力を要請する。FBIに陥れられた過去を持つメイソンは、最初は協力を拒むが、自分を囚人としてではなく
     協力者として扱うグッドスピードを信頼し、アルカトラズ島への潜入を開始する。 (すべてわかる午後ローのあらすじ

なんつうか……ショーンコネリーはかっこよすぎ。プロモーション映画か、っていうくらい。
しかもウザくない。わざとらしくもない。
ニコラスケイジはもともと苦悩する役柄が多いとはいえ、とてもいいコントラストだった。
   (私は、ニコラスケイジはナショナルトレジャーとゴーストライダーの印象が強いので、ヒーロー然とはしていない)

昔見たはずだけど、この時代は面白い映画が多かったんだな。
銃撃シーンと犯人側の正義(確固たる主張)と、巨大な組織の中のやるせなさと、
ニコラスケイジが担当している、ほんのわずかにファニーな部分と、バランスが最高だ。
アルカトラズ監獄の中と、通信している大統領達のシーンがほとんどなのに、狭さも、単調さも感じない。

それはひとえに演出と脚本のなせる業だと思うんだけども、
CGやら派手な画面やらにごまかされて、新作映画が弱くなってしまった部分なんだろうか。


と、そろそろ出なければ。(←お抹茶BOYの中学で個人(三者)面談です)