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映画鑑賞録『死霊館―The Conjuring―』

インフルエンザのお抹茶BOY、高熱のときは何も食べたくない、といっていて、
好物のラーメンを食べるのが精一杯だったのだが、

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旭川シリーズ第2弾、味噌ラーメン。トッピングまで食べるのは無理というのでネギだけ。

幾分復活したようで、果物やソーセージも食べるようになった。
でも、お昼がこれというのはかなり小食だったと思う。(まあ、はいつでもキウイは食べる)

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映画も一本観る間、起きていることができるようになった。



そういうわけで、TSUTAYAで借り直してきた『死霊館』だ。

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なお、ポスター類になってる割にはアナベル人形は今回の話では脇役である。


実在の米国人心霊ハンター(?)ウォーレン夫妻のお話である。
かの有名なアナベル人形(現在はウォーレン夫妻宅に安置)の話から始まり、
その次の事件として、彼らが回顧録で最も恐ろしいとした「悪魔の棲む家的な魔女退治の話」へと展開する。

   謎解き話を無視して、時系列に合わせてネタバレさせると
   昔々農夫の建てた家に来た嫁は魔女で、生まれたばかりの自分の子供を悪魔へのいけにえにした。
   それがばれて村人に追われ、「祟ってやる」的な遺言を残して自殺した(殺害された)。
   その後その家に住んだ家族は、子供が行方不明になって、母親が自殺。
   で、今回のペロン一家が引越ししてくると、不思議な現象が起こりまくり、ウォーレン夫妻に相談――-

                                                    (あらすじ文責 

霊障なのか、フェイクなのか、いやいやそんな非科学的なことはありえないというバッシングやら、
さすが実話だけあって、その辺はとてもリアリティがある。
フェイクやトリックが混じる可能性も含めて、謎解きをしていく臨場感もある。
       (残念ながら実話としての話を先に知っていて、その点、もったいなかった)

というわけで、映画として観ると、可もなく不可もなく、普通のホラーだが、
日本では貞子ちゃんやトシオ君のように、心がけさえあれば誰でも気軽(?)に祟れるようになるのに対して、
西洋の化け物のベースは、必ず悪魔や魔女で、つまりは種族や家柄やそれっぽくないとダメで、
正義の味方のほうも教会であり神様なんだよな――と、考えさせられたりした。
これは実話が元になっているから、なおさらしょうがないのかもしれないが、
そういう点では、八百万の神と、地元の妖怪と付くも神と、素人でも祟れる社会風土のある日本なら、
いくらでも映画ネタに困らないかもしれない、と、思う。


ジャパニーズホラーの世界進出を、なんとな~く納得した映画だった。