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昔の映画鑑賞録『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』

映画鑑賞録、『超高速参勤交代』でひとまず一段落だと思ってたんだけど、
一昨日に金曜日ロードショーで観ていた『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』 、映画鑑賞録を書いてなかったので。

    IT業界の帝王、シンドラー津嘉山正種)の元で、人工知能プログラム「ノアズ・アーク」を開発していた
    10歳の天才少年・ヒロキが謎の自殺を遂げ、2年後、シンドラー社は最新のゲーム機「コクーン」を発表。
    五感を支配しゲームをバーチャル体験することができるという。コナンは蘭や少年探偵団と一緒に、その発表パーティへ。
    しかし華やかなパーティのスタート直後、シンドラーの手で「コクーン」の開発責任者・樫村が殺された。
    樫村が残したダイイングメッセージを見たコナンは、優作が担当した「コクーン」のステージにヒントが隠されていると直感。
    コナンは「シャーロック・ホームズ」の世界と実在の殺人鬼ジャック・ザ・リッパーの事件がミックスされた
    「オールドタイム・ロンドン」のステージに挑むことに。
    しかしゲームのスタートと時を同じくして、「コクーン」が「ノアズ・アーク」に占拠されて……
 金曜ロードシネクラブより抜粋


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名探偵コナンの映画で、個人的には一番気に入っているやつ
名探偵ホームズと、ジャック・ザ・リッパーと、ロンドンの街と、ついでに推理が必要な謎と、
本当にうまく取り込んで、どこも破綻のない脚本になっている。
野沢尚という作家は、『魔笛』も『呼人』も、その人気ほど気に入ってはいないんだけど
この脚本はいいなあ、と思う。

少年たちの成長を描き、適度に物悲しく、ドロドロした悪意があるわけではなく、
ついでに切り裂きギャックの謎も解いたりして、謎解きも、犯罪のドライビングフォースも十分な気がする。
ノアズ・アークが自殺(?)する姿も、とても美しかったと思う。

なお、……最近のコナン映画は、もうちょっとがんばってほしいなあ、と思わないでもない。