初大島♪
今日は銀座で会食の日だ。
バイオ系の研究者や、女医さんたちの集まりで、縁あって呼んでいただいている。
特に今日は、米国にいらした方や、台湾にいらした先生が、久しぶりに帰国してらっしゃるという。
天気予報では涼しいという話だし、このところ和装づいていて、普段よりはめんどくさくもないし、
着物を着ていこう、と、予定する。
暑さに負け、先週は着なかったこの着物を選ぶ。 自撮りの色あわせは、例によって、帯板なしのお太鼓なし。
彼女のきちっとした着付けが好きで、
また、粋や華やかというより慎ましく上品に見える紬の着こなしが好きだった。
彼女がブログをやめてしまうと聞いたとき、なんだかとても残念で、
つらつら眺めていたきものサイトで、大島紬を衝動買いした。(染め大島というカジュアルなものらしい)
これはその時の着物だ、私にとって、初大島である。
大島紬、布がしゃりっとしっかりしていてものすごく着付けやす~い
何で今まで着なかったかな。
(いや、私も母も茶会&パーティのための着物で、紬をあまり持っていないからだね)
(あっても練習用の、元禄袖だったりして、外に着ていくものではなかったし)
「着物はいいわね、せっかく帰国したのにすれ違う人が外国人観光客ばかり――と思ってたの」
(それは先生、きっとここが銀座だからです)
「私も着たいなあ。一通り用意すると、どのくらい?」 ←唯一の同世代の人。
おおむね評判は良好で、上の世代の人に合わせて、おとなしめに着付けていってよかったな~と思った。
レインボー何とか、という橋の形に花が組まれているお茶だった。
お湯の中で花が開いていく途中の様子を、動画に撮った。
女医さんたちと、私の声が入っている。
……ええええと、私の声って、こんなに甘ったるいのか。ガキっぽいというか。 なんかショックだ。
お店の人が、集合写真をお撮りしましょうか、と、申し出てくれた。
こんなことは初めてだ、女医さんたちは 「着物効果だわね」 と、笑う。
こう見ると、同世代(子供が中学生)の二人は、明らかに背が高いjのがわかる。
自分が大柄だとは思っていなかったのだが、日本の女性は大きくなっているのだな、と、
お孫さんのいる世代の先生方と比べて、あらためて気付く。
そりゃあ、アンティークの着物が小さいわけだね。
で、……ラブさんのようにはやっぱり着付けられません。
先週のパーティのときよりは、襟元をゆるく着付けてるんでるけど。
帰りに湯島に寄って、久々につる瀬の夏和菓子を購入しました。 飲み物は黒豆黒茶。
って、ええええ。 明日外出って、湯島の事務局だったじゃん