読書録 『スカイ・クロラ』 --- オタク的読書感想 ---
忙しくてブログにぜんぜんアクセスしなかった割には、
通勤途中に友人から借りた小説など読んでいました。
通勤途中に友人から借りた小説など読んでいました。
え~~と。
どうしようかな。面白かったのは面白かったんだけど。
もう一作くらい続きを読んでみてもいいかな、と思うんだけど。
どうしようかな。面白かったのは面白かったんだけど。
もう一作くらい続きを読んでみてもいいかな、と思うんだけど。
この、強烈な違和感は、何……… orz
主人公の一人称で書いてあるから、主人公の年齢層や、性格はすぐわかる。
現代の若者、というか子どもと若者の中間くらいの雰囲気だ。
ちょうど、池袋ウェストゲートパークの連中みたいな世代だと思う。
http://www.bunshun.co.jp/book_db/7/17/40/9784167174033.shtml
現代の若者、というか子どもと若者の中間くらいの雰囲気だ。
ちょうど、池袋ウェストゲートパークの連中みたいな世代だと思う。
http://www.bunshun.co.jp/book_db/7/17/40/9784167174033.shtml
いや、ちゃんと読み進めば、もっと落ち着いているというか、影があるんだけども。
主人公たちは、架空の飛行機の.....というか戦闘機のパイロットで、戦争をしている。
カンナミ、クサナギ、トキノ.....漢字ではあるけれど、洒落た音感のネーミング。
「単座なんだ~」 「機体軽そ~」 新しい合金でもある時代なのかなぁ。
と、文章の読みやすさも手伝って気軽にさらさらと進み、
へっ? プロペラ????????
目視で敵機確認??
目視で敵機確認??
い、、いつの時代なのだ.... (だから・・・・・・・架空なんだが)
これが作者のHPから経由して見つくろってきた、機体の模型である。
左がカンナミ達の 散香_マークB、右が敵機であるボディに黒猫マークの スカイリィ_J2。
左がカンナミ達の 散香_マークB、右が敵機であるボディに黒猫マークの スカイリィ_J2。
近未来っぽい設定と、現代のちょっと冷めた若者みたいに考える主人公たちと、
第2次大戦以前の飛行機……
ううう..... SFにしたって、どういう発展の仕方をしてきたのだよ、この世界の科学は。
第2次大戦以前の飛行機……
ううう..... SFにしたって、どういう発展の仕方をしてきたのだよ、この世界の科学は。
いや、まあ、いいか。「ブレードランナー」にも、寿司だか蕎麦だかの屋台があったし。
あ、みつけたw フォッケウルフですな、スカイリィがどことなく似てると思ったの。
なお、短文で、かっこいいセリフ&表現がいっぱいありました♪
「人の顔は殴れるのに、自分の顔は殴れない。
自分のものになった途端に手が出せなくなる」
「理解しようとするってこと自体、理解していない証拠」
「呼吸さえしていれば死ぬことはない。
食べて、寝て、顔を洗い、歯を磨く。
それを繰り返すだけで、
たったそれだけで、生きていけるのだ」
「昨夜、僕が眠れなかったのも、昨日と今日を滑らかにつなぐためなのだろう」
「誰もがどこかで他人を殺している。押しくら饅頭をして、誰が押し出されるのか。
その被害者に直接触れていなくても、みんなで押したことには変わりはないのだ」
「自分の人生とか、運命とかに、多少は干渉してみたい」
「人の顔は殴れるのに、自分の顔は殴れない。
自分のものになった途端に手が出せなくなる」
「理解しようとするってこと自体、理解していない証拠」
「呼吸さえしていれば死ぬことはない。
食べて、寝て、顔を洗い、歯を磨く。
それを繰り返すだけで、
たったそれだけで、生きていけるのだ」
「昨夜、僕が眠れなかったのも、昨日と今日を滑らかにつなぐためなのだろう」
「誰もがどこかで他人を殺している。押しくら饅頭をして、誰が押し出されるのか。
その被害者に直接触れていなくても、みんなで押したことには変わりはないのだ」
「自分の人生とか、運命とかに、多少は干渉してみたい」
うん、とてもとてもクールだ。
その一方で、生きるの死ぬのを常に考えているクサナギのセリフは、うっとおしくて邪魔だったりしました。
キルドレだのっていう設定も、私的にはスルーしてかまわない程度だったかな。
その一方で、生きるの死ぬのを常に考えているクサナギのセリフは、うっとおしくて邪魔だったりしました。
キルドレだのっていう設定も、私的にはスルーしてかまわない程度だったかな。
どんどんずれていくので、この辺でww