ブログ引越し検討中 (仮住まい)

yahooブログからの引越しを検討中です。現在テスト使用中。

読書録 『ひなこまち』 『えどさがし』

今日は、企業研究者である古い知り合いが、研究室に来てくれて、
面白いディスカッションができました。化学の方なので、分野違いの知識が面白いのです。
ギブスと包帯のせいで 「おみまいです」 と、言われてしまったけれど、
いただいたお菓子が、めっちゃおいしい

栄光堂製菓 モンキューブ HPがないので、拾い画像だけリンクしたが、メモしておきたい美味しさです。
どこで購入したんだろ……気の置けない人なので、来月会った時にでも聞こうと思います。



さて。
新潮文庫 『ひなこまち』  http://www.shinchosha.co.jp/book/146131/
新潮文庫 『えどさがし』  http://www.shinchosha.co.jp/book/146132/
病院の待合室にいる時間が長かったので、いつの間にか読了。

畠中恵しゃばけシリーズ。もう、第何弾になっているのだか。
『ちんぷんかん』 のラスト『はるがいくよ』 で最終話にしとけばよかったのに、
『いっちばん』 とか 『やなりいなり』 とか、惰性でつづけちゃってるみたいでイマイチだなあ、
と、思っていたのだが、
『ひなこまち』 は、あたり 
読み切りを何話かで、一つのユニットにしているのだが、それがうまくいっている気がする。
バクのキャラクターもいいし、美少女コンテストもいかにも江戸でやっていそうで面白いし、
真面目な殿様も味がある。レギュラーの坊さんたちも言わずもがな。
それらすべての、夢と現実とが、バクを使っていい感じにまとまり、綺麗に落ちる。
ファニーはファニーなんだけど、久しぶりに良かったです。

『えどさがし』 は、しゃばけ外伝、となっている通り、探偵(?謎解き係)役が若旦那とは違う。
こちらも悪くありませんでした。
誰も名探偵ではないものの、きちんと謎を解いていくのもいいし、
明治時代まで生き残った仁吉たちが、若旦那の生まれ変わりに会えないまま終わるのもいい。
シリーズ初めの頃の面白さを、少し取り戻してくれたかなあ……