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読書録 『アキハバラ』

今野敏ブックカバーシリーズ……… 
北陸新幹線のブックカバーが欲しくて、4冊ずつ何回か文庫本を買ったら、かなりの部分が今野敏を選んでた……って話
……で、買貯めたラスト、中公文庫 『アキハバラ』 今野敏、都電の中で読了。

. 秋田から大学入学のため上京し、憧れの街―秋葉原を初めて訪れたパソコン・マニアの六郷史郎。
. ところが、入った店でいきなり万引きと間違われてしまう。動揺しつつも弁解する史郎。
. しかし今度は、何故か突然、店にヤクザたちが現れた!
. もはやパニック状態に陥った史郎は、その場を逃げ出してしまった…。
. この瞬間から、この街のすべての歯車が狂いだした―。
. 白昼の銃撃戦、爆破予告! 警視庁とロシアン・マフィア、そしてモサドや中東のスパイたちまでが入り乱れ、
. 白熱化し暴走する電気の街・アキハバラ!!ノンストップ・アクション&パニック小説の傑作。
.                                                     Bookデータベース より


BOOKデータベースのあらすじには全然出てこないけど、碓氷シリーズの第2弾だ。
小説の中盤以降にひょいと出てこられて、あ、そうだそうだ碓氷シリーズだったんだ、と、思い出した。

レイヤーもAKBもいなかった電子部品Loveな理系オタクの街だった頃の秋葉原の物語だが、
冒頭から、雪崩式にマンガ的なハプニングが続くので、それにノせられて碓氷刑事を忘れていた。

しかし、この時代は他人にはできない特技を持つか、知りえない情報を知っていて、
はじめて、オタクと呼ばれてたんだよな~
ラジオ会館やラジオデパート、当時の空気感が少し懐かしくもあるが、
あの時代に通った理学部生としては、部外者(PC&電子オタク以外)が描いてる風は否めないかも。

マンガだと思って読めば、面白いです。