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読書録 『確証』

積読本(購入したまま、自分の本棚の前に積んでおくだけで放置されていた書物、主に文庫本など)が
たまっていたので、通勤の行きかえりに読む。(←多忙だと通勤途中の車中でもPCを開けて仕事とする)

双葉文庫 今野敏確証』 、電車の中で読了。

wikiのあらすじ
盗犯(空き巣、ひったくり、盗難など)を担当する警視庁捜査3課のベテラン刑事と
その部下の女性刑事がコンビを組み、強盗殺人事件の捜査を進めていく「萩尾警部補シリーズ」の長編警察小説。

今野敏作品としては標準の出来だと思うが、
いかにもエンターテイメントのキャラクターと話の構成になっていて、普通に(?)面白い。
派手な捜査一課ではなく、盗犯課に所属する萩尾刑事の職人肌の面だけを強調すること、
また、秋穂を必要以上に書き込まず、わき役にさせることで、女性キャラのリアリティの無さに陥ることなく、
全体的にさわやかな作りになっている、と、思う。
テレビドラマにもなっているようで、原作に忠実に作っておけば、外れないだろうな、という気はする。
ドラマの後に原作を読んだ人にも、評判はいいんじゃないか、と、思う。
今野敏のベストではないが、彼の作品を読んだことがない人なら、今野ファンになるのに十分かと。

なお、秋穂のイメージは、スピリッツ連載中の『王様たちのヴァイキング』で、
常にパンツスーツでショートカットの女刑事(?)がぴったりだった。
ドラマの榮倉奈々は、(このドラマを見ていないのでルックスだけだが) 似合っている気がする。



そういえば前半を読んだ時、盗難被害にあった宝石屋の店長が出てきて、いい感じだったのだが、
なんとなく、自分のアクセサリーの面倒を見る気になった。

ヘビーローテーションのペンダントはガラス製だったので……
純水で超音波洗浄(汗の塩分の除去)>>エタノールで超音波洗浄(皮脂の除去)>>眼鏡拭きで軽く表面研磨。

イメージ 1

それなりに綺麗になりました。



…………って、次に読み始めた小説、別の作家の別作品なのに主人公名がかぶってる、
ってどーよ……  ←昼休みに新しいのを読み始めた。