読書録 『任侠学園』

お抹茶BOYが小学校の修学旅行から帰ってきた。
えらい勢いで生意気になっているなあ、と思っていたのだが、
隣に座って寄りかかってきたと思ったら、眠ってしまった★　まだまだだな

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中公文庫　『任侠学園』　今野敏　　　病院の待合室+その往復で読了。
『とせい』の続編で、『任侠病院』　の前になる作品だ。

あらすじ
　日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、ちっぽけながら独立独歩、任侠と人情を重んじる正統派のヤクザだ。
　そんな組を率いる阿岐本雄造は度胸も人望も申し分のない頼れる組長だが、
　文化的事業に目のないところが困りもの。今回引き受けてきたのは、潰れかかった私立高校の運営だった。
　百戦錬磨のヤクザも嘆くほど荒廃した学園を、日村たちは建て直すことができるのか。　（Bookデータベースより）


う～ん。『とせい』や『任侠病院』の方が面白かったなあ。

amazonの書評やレビューでは悪くないようだが、任侠病院の方が良かった気がする。
学園の学生たちがスレテオタイプなのと、現代の学校問題にツッコんでいきそうな雰囲気がありながら、
少し古くて的外れになっていたことと、あまりトラブルもなくあっけなく終わってしまったのが残念だった。

ああ、でも学園もののドラマにはちょうどよいかも。