読書録 『ブレイクスルートライアル』
『ブレイクスルー・トライアル』 (宝島社文庫) 伊園 旬 読了
第5回のこのミス大賞だと聞いていたので、期待が大きすぎたのか、
冒頭の部分がダルくてダルくて、こんなに面白そうな設定とあらすじなのに、なぜ? と、不満だった。
おかげで読むのに一月以上かかっている。
(途中で別の本を読んだりしてて、初めの50ページが辛かったなあ……)
amazonのあらすじ。
懸賞金1億円の一大イベント<ブレイクスルー・トライアル>に参加することを決めた、門脇と丹羽。
それは、技術の粋をつくした難攻不落の研究所に侵入し、制限時間24時間以内に、所定のものを
持ち帰るというものだった。
彼らにはそれぞれの過去があり、このイベントで優勝することによって人生を変えようと考えていた。
ひょんなことからイベントに紛れ込んだダイヤモンド強盗犯グループ、
保険会社の依頼で、その強盗を追う私立探偵、研究所の守りを固める叩き上げ頑固一徹の管理人、
ライバル会社から派遣されたスパイチームなどが参加を表明し、それぞれ思惑を胸にイベントに集結する。
侵入者を阻むため、各所に設けられた指紋、静脈、虹彩などの生体認証。
さらには、凶暴な番犬や新型警備ロボットの一群など、数々の障害に立ち向かい、
突破するのはどのチームなのか。
ほんと、設定はすごく面白そうなんだけどな~。
冒頭部分、門脇と丹羽が研究所に潜入するまでがダルい。主人公二人に、イマイチ魅力がないのだ。
彼らのキャラが薄いというわけではないのだが、銀行強盗側や、管理人の方が魅力的な気がする。
まあ、悪い人がいなくて、上品と言えば上品な気がするが、
設定したネタや、布石を全部回収するのは意地汚いとでも思っているのだろうか?
結局使わなくて、無駄な設定や小ネタが多すぎる。
セキュリティのゴタクや、人間関係など、もう一声書き(描き?)こめば、ずっと魅力的になると思う。
漫画原作だったら、設定時点で申し分ないと思うけれど、小説なのでばら撒いた布石は集約してほしい。
なんというか、ものすごくもったいない。
なお、面白くなくはないです。
そういうわけで1章が怠かったんですが、2章以降は、一気読みでした。
第5回のこのミス大賞だと聞いていたので、期待が大きすぎたのか、
冒頭の部分がダルくてダルくて、こんなに面白そうな設定とあらすじなのに、なぜ? と、不満だった。
おかげで読むのに一月以上かかっている。
(途中で別の本を読んだりしてて、初めの50ページが辛かったなあ……)
amazonのあらすじ。
懸賞金1億円の一大イベント<ブレイクスルー・トライアル>に参加することを決めた、門脇と丹羽。
それは、技術の粋をつくした難攻不落の研究所に侵入し、制限時間24時間以内に、所定のものを
持ち帰るというものだった。
彼らにはそれぞれの過去があり、このイベントで優勝することによって人生を変えようと考えていた。
ひょんなことからイベントに紛れ込んだダイヤモンド強盗犯グループ、
保険会社の依頼で、その強盗を追う私立探偵、研究所の守りを固める叩き上げ頑固一徹の管理人、
ライバル会社から派遣されたスパイチームなどが参加を表明し、それぞれ思惑を胸にイベントに集結する。
侵入者を阻むため、各所に設けられた指紋、静脈、虹彩などの生体認証。
さらには、凶暴な番犬や新型警備ロボットの一群など、数々の障害に立ち向かい、
突破するのはどのチームなのか。
ほんと、設定はすごく面白そうなんだけどな~。
冒頭部分、門脇と丹羽が研究所に潜入するまでがダルい。主人公二人に、イマイチ魅力がないのだ。
彼らのキャラが薄いというわけではないのだが、銀行強盗側や、管理人の方が魅力的な気がする。
まあ、悪い人がいなくて、上品と言えば上品な気がするが、
設定したネタや、布石を全部回収するのは意地汚いとでも思っているのだろうか?
結局使わなくて、無駄な設定や小ネタが多すぎる。
セキュリティのゴタクや、人間関係など、もう一声書き(描き?)こめば、ずっと魅力的になると思う。
漫画原作だったら、設定時点で申し分ないと思うけれど、小説なのでばら撒いた布石は集約してほしい。
なんというか、ものすごくもったいない。
なお、面白くなくはないです。
そういうわけで1章が怠かったんですが、2章以降は、一気読みでした。