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読書録 漫画に埋もれる日々 web 無料漫画ワンポイントレビュー

webにコミックのCMが入ってきて、『秘密』 と 『艶漢』 がそれなりに面白かったので、
時々、通勤途中に無料漫画を読むようになった。

週刊誌を読んでいるので、『ロストマン』 『アオアシ』 『クライフイズム』 (いずれもサッカー漫画)などは、
なつかし~ と思いながら、1巻を読むだけだが、
海外出張で途中や、最終話を読み落としてしまった場合は、とても便利だろう。

以下、備忘録的に一行(いや3行)感想。 2016年9月時点の無料版にリンクしてます。

AREA D 異能領域 七月鏡一 梁慶一
  いろんな特殊能力 (『X-men』 風味) を持つ人間たちが、犯罪者(犯罪予備軍)として政府に管理され、
  孤島に送られ、そこでグループに分かれて対立したり、警察組織とぶつかったり。
  ありふれていて、評価もいまいちだけど、個人的には嫌いじゃない系統の漫画。

MURCIELAGO -ムルシエラゴ- よしむらかな
  独特な絵の、女殺し屋もの。好き嫌いが分かれるとは思うが、私は好き むしろ大好き
  ヘタウマな絵と、話の突き放し感、ブラック感、感情の未熟感がうまく噛み合わさっていて良いと思う。
  いい意味で山田某を思い浮かべる、と書くと失礼か。

煉獄ゲーム  北野弘務 / 福原蓮士 / 江崎双六
  SFに持っていくのか、宗教物に盛っていくのか、異世界物に持っていくのかわからないが、
  人が無条件に殺される話でこの後面白くなるのかな? 1巻ではわからないが続きを読む引きもない。


監獄実験-プリズンラボ- 貫徹 水瀬チホ
  山田某……で、思い出した。殺す以外は何をしてもいい「監禁ゲーム」で復讐をする中二病少年の話。
  イジメ問題とか、米国の奴隷の実験とか、いろいろ入れ込んでるつもりみたいだけど、イマイチ
  これだったら、乙一の 『SEVEN ROOMS』 の方が100倍いい。 悪い意味での山田某風。
    
ドクムシ 八頭道尾 合田蛍冬
  これも山田某風。 『バトルロワイアル』 の流れを汲む(?)学生集めて殺し合わせてみました系の話。
  パターンが同じ、あまりにも同じ。主人公のへたれ加減も、この手の話の定番だな。
  ふん。藤原達也のいないバトロワなんて

リアルアカウント  オクショウ   渡辺静
  藤原達也のいないバトロワなんて、その2 少年少女虐殺もの。このパターン多すぎないか?

復習教室 要龍 山崎烏
  いじめの被害者だった子が復讐する話は、そこここにあると思うんだけども、そのパターン内の話。
  ネタとしてとっつきやすいけど、よほど上手い漫画家じゃないと難しいと思うんだけどね。

暗殺教室 松井優征
  地球タコ型宇宙人の教師とその暗殺を狙う高校生という設定のおふざけ漫画なのに、映画化された。
  ふざけた中にも真理や美談を入れ込むことが可能なんだな、と、ふと。
 
ベルセルク 三浦建太郎 
  未来だか別世界だかの格闘もの。『北斗の剣』の流れを汲む(?)漫画、といえば解り易いだろうか?
  連載中にたまに読むと、主人公ガッツの性格が、ぜんぜん変わっちゃってて気になったので、
  無料版を少しずつ読んでみた。 回想シーンのあとに何の前触れもなく変わってた★ う~ん

シャッフル学園 ホリユウスケ
  殺人鬼+学園SF。体と中身が入れ替わっちゃうっていうのを、クラス全員でやるというのは面白いかも。
  ただ、それだけ。

シグナル100 近藤しぐれ
  苛められていた理科教師が、自分が自殺する前にクラスに集団自殺暗示催眠をかける。
  ○○をしたら自分で死ぬ、他人に伝えようとしたら自分で死ぬ、その他もろもろ。 面白さがわからん。

『BLACK LAGOON』(ブラック・ラグーン) 広江礼威 
  若い商社マンが仕事がらみで海賊に巻き込まれ、そのまま会社に切られて海賊に同調していく話。
  2000年ごろの作品だが、当時のリアリティがあるのと、絵が綺麗なので、いい感じに読める。
  銃撃シーン、爆発シーン、主人公たちの超人的身体能力と都合の良さはお約束のリアル「ワンピース」

うなぎ鬼 落合祐介
  貧困ビジネスというか、極道社会のもっと裏というか、不思議な圧力のある漫画。全体的に小説仕立て。
  グログロの殺人や死体処理シーンよりも、私は魚の絵が嫌だ。

でぶせん 
安童夕馬 朝基まさし
  サイコメトラーEIJIの脇役のコスプレ大好き福島満を、不良学校(サファリパーク)の教員にした
  コミカルな話。いやあ、面白い。勢いがあって、いいなあ、この漫画、すごく気に入ってしまった。

サイコメトラーEIJI 安童夕馬 朝基まさし
  ついでに。昔読んでた&ちょろっとドラマも見てた。TOKIOの松岡が跳ね回ってた記憶しかないが。 

死役所 あずみきし
  これはすごい。ファニーでコミカルで、軽い感じなくせに、社会風刺があったり、ほろ苦かったり。
  なんかずっと読めるっぽいので、ぜひ読んでほしい(タイトルをクリックすると一話読めます)。 
 
幽霊塔 乃木坂太郎 1巻~2巻: これも無料期間が切れちゃったかも。
  綾辻行人が好きそうな、横溝正史風ホラー&推理小説
  館の謎解きも面白さもさることながら、時代設定にあわせた身勝手さが随所にちりばめられていて、
  読了までは行かなかったが、なかなか面白かった、と、思う。

DIRTY ダーティー 天王寺大
  天才ハッカーで美人で正義漢の殺人者(幼少期のトラウマあり)と、その恋人の刑事(離婚暦あり)の話。
  まあまあなんだけど、読者をステロタイプの男と設定しているのと、絵が古くていまいちかな。

ヴァムピール 
樹なつみ
  この人の漫画、好きだった。この人の『OZ』と、道原かつみの『ノリ・メ・タンゲレ』が、私の漫画ベストだ。
  この作品も、人の悪意に切り込んでいくようなところがあって、なかなか面白かった。お勧め。

禍々しき獣の逝く果ては 
楠本弘樹
  異世界超人ホラー、吸血鬼系ではないけど古の魔物系、人外ファンタジー。絵がかっこいい、と思う。
  先祖代々占霊術の名門という女の子が素直で無垢でかわいい。

DRAGON SEEKERS 米原秀幸
  人外ホラーかと思ったらそうでもない。無法者から街や人間を守る異世界ファンタジーであることは確か。
  冒頭100ページを読んだくらいではよくわからん――のが、この漫画のマイナスポイントかもしれない。

シュトヘル 伊藤悠 
   おお、シュトヘルだあ と、思って読んだ。 血みどろの絵が美しい。(解りにくいと言う人もいるが)
   スピリッツに連載されている時、コミックを買おうかどうしようかと悩むくらい大好きだった。
   謎の時代の謎の王国の、凶暴狼少女シュトヘルと皇太子に転生(?)してしまった二人の高校生の話。
   皇太子の少年が世間知らずだけど良い子なんだよ。 
           
孔雀王ライジング 荻野真 
   ん? あの『孔雀王』? と、思って読み始めてみた。
   荻野真は、孔雀王、チャイルドその他ほとんどを読んでいたことがあって、エロティックで精密な絵が
   好きだったのだけど、これは時代が逆行したような、シンプルで素直な線の孔雀が少年時代の話だった。

ミドリノユーグレナ 藤田勇利亜
   バイオハザードもの。ミドリムシの亜種と言うか、遺伝子操作ものが凶暴化して人間を捕食し始め、
   それを封鎖しようとする者、隠そうとする者、利益を得ようとする者&怪物ミドリムシの戦い。

からくりサーカス 藤田和日郎
   命を狙われる財閥の遺児の少年と、それを狙う遠く血のつながった悪人たち。
   祖父の遺産のからくり人形と人形遣いが、少年を助けるという定番っぽいストーリー。
   交通事故で亡くなった友人が、亡くなるちょっと前に「おもしろいよ」と勧めてきていた漫画だ。
   漫画や小説、映画の趣味が一致していた人だから、「面白かったよ」 と、伝えたかったな  

リメイク 六多いくみ
   働く女シリーズというかリアリティ溢れる女性コミックといおうか、さりげなさ過ぎて感想がむずかしい。
   デパートなどの美容部員もマヌカンも、ニコニコしてるだけじゃなくて、努力と塊なんだというのが、
   よくわかる漫画。 話はつまらないが個人的には嫌いじゃない話だった。
   西村しのぶの『サードガール』が好きで、美也さんのアパレル系話が面白かったからかも。

修羅の棺 長浜幸子
   親のかかわった(アリバイ証明)30年位前の殺人事件のせいで、父親、婚約者を殺された青年が、
   性転換して復讐していく話。 絵は綺麗なんだが、話の進みが遅すぎて昼ドラか朝ドラのようだった。

信長のシェフ
 西村ミツル 梶川卓郎 
   ドラマを見て概略は知っているものの、読んだことがなかったので、様子見的に1巻だけ読んだ。
   特技持ってる系タイムスリップもの。良くも悪くも想像通り。

スプライト 石川優吾 1巻~3巻:無料期間、終わってしまったみたいだ。
   タイムスリップでホラーで、巨大昆虫のパニックもの。生き残りの人間の人数や年齢層など、
   いかにも日本の漫画ならで、変わり映えはしないが、丁寧に描かれているので読める。
   ラストの後味が悪いということだが、その辺は読んでない。

ブラッディ・マンデイ ブラッディ・マンデイ シーズン2 ブラッディ・マンデイ・ラストシーズン 龍門諒 恵広史 
   テロリストと、日本警察のテロ対策部署と、天才ハッカーの少年。その親友である総理候補者の孫。
   ベタな設定だけど、誰がどう騙しているかわからない、普通に面白いサスペンス漫画。
   シーズン2、ラスト、と関係者が死んだり、政治家の私利私欲が出てきたり、深刻になるのが残念。
   深刻になって面白さが減じられることはないのだが、この漫画は、はじめのノリで読みたかった。

とりかえ・ばや さいとうちほ 
   昔、似たのを宝塚でやっていた気がするのだが。本編はいいけど、カラーページの絵がえらく古い。

食戟のソーマ  附田祐斗 佐伯俊 森崎友紀 
   普通に良い感じの料理人バトルで、悪人がいないし、笑えるエロなのも気軽に読めてよいかな。
   マニアックに人気が出るような漫画ではないと思うが、少年たちの作る食べ物が旨そうだ

ギフト± ナガテユカ 
   臓器移植物、でろでろ風味。でも、絵は丁寧でかわいい。この内容だと、もうちょっと
   薄汚い悪人が出てくるほうがリアルかなあ。悪くはないけど先を読もうと引っ張るほどは引力ない。

スパイの家 真刈信二 雨松 
   由緒正しい800年の歴史を持つスパイ一族の、父親と高校生の娘の話。
   話はそこそこだが、映画としか思えないコマ運びに引き込まれた。漫画は音が出ないので気の毒だ。

聲の形 大今良時 
   
耳の聞こえない転校生の少女と、それを苛めてしまい、後悔する馬鹿少年の話。映画にもなってた。
   いじめ問題を抉ってはいるが、馬鹿少年を社会問題や少年問題として擁護する世論、や
   映画化しても、問題提起のみ(解決ではなく考えることに意義がある風)の、商業展開が不快。

ピリオド 吉野朔美 
   懐かしいなあ。昔、この人の絵と、この人の話の乾いた切なさみたいなのが、好きだった。
   DVの父親や、金欠の親戚のせいで振り回される少年たちの話。クレイマークレイマーを思い出す。

クダンノゴトシ 渡辺潤 
   人間顔の妖怪牛、クダンをひき殺してしまったことで、たたられる大学生の話。
   ファイナルディスティネーション和風バージョン。

不良のはらわた 
今村KSK
   突っ込みどころがありすぎてなんともいえないが、全員が馬鹿で不良で、時々ゾンビ。
 

自殺島 森恒二 
   自殺未遂者が島に集められサバイバルをさせられる。更生プログラム的にありか? と、思わされる。
   絵がイマイチなのだが、人の内面や犬の描写など丁寧だなあ、と、思う。悪くない。

彼岸島
 彼岸島-最後の47日間- 彼岸島-48日後- 彼岸島-兄弟編- 松本光司
   もう、この漫画家のライフワークなんじゃないかなあ。吸血鬼の島、に迷い込む人間と吸血鬼の戦い、
   吸血鬼が人を呼び込んで、増えていく様子、吸血鬼が島から出てパンデミック……
   永井豪風でそれほどうまい絵でもないのだが、でろでろホラーで残酷シーン満載です。 

鬼畜島 外薗昌也 
   迷い込み系ホラーアイランド。というか、廃墟マニアの学生なんだから自業自得ともいえるか?
   隠れキリシタンとかのキーワード、必要だったか? と思いつつも、デロンデロンで

絶望の犯島―100人のブリーフ男vs1人の改造ギャル 櫻井稔文 
   ヤクザの妻と娘に手を出して性転換させられ、性犯罪者を集めた島に放置されるというばかばかしい
   話だが、その範囲内できちんと書いてるんだよな。 スピリッツの土竜の唄に、ノリや絵柄の似た漫画。

天獄の島 落合祐介 
   死刑が廃止になったので、死刑囚を島に集めて放置。これもありえるかw 映画でもありそうなネタ。
   家族を殺した殺人犯を追うために、自分も島に流刑された戦場ジャーナリストと言う設定も映画的。

鬼燈の島―ホオズキノシマ― 三部けい
   親の縁の薄い子供を集めた、それ以外は無人島の小学校『鬼燈学園』。
   大人を信じるな、的な不穏なところまでで終わってしまったが……この人の絵は好きかも。 

7SEEDS 田村由美
   人類の復活をかけてコールドスリープした若者7人ずつの5チームが、未来の地球で目が覚める。
   絵と設定が古いがまっとうなSFを目指しているので、それなりに読める。

巨蟲列島 REDICE 藤見泰高
   修学旅行生の乗った飛行機が墜落し、巨大な虫たちの住む島に漂着し。   
   軽薄な高校生が、軽薄なままサバイバルをする。悲惨さはないが、なんだかなあ。

孤島の鬼 
江戸川乱歩 naked ape
   江戸川乱歩原作BLもの、エレファントマン的世紀末風味。何か文句ある? 

BTOOOM!
 井上淳哉
   爆弾ゲームの有名ゲーマーが、さらわれて実際に爆弾サバイバルゲーム路させられる話。
   閉鎖空間、孤島サバイバルゲーム、現代編…… まあ、絵がきれいなのでいける。

特攻の島 佐藤秀峰
   島シリーズ……さすがにこれは違うな。WWII時の有人魚雷の開発者と特攻志願した若者たちの話。

   エンターテイメントを否定する説明続きの作り。これを面白くないというと、戦争を軽く見るとか
     祖先に感謝しないとか、ぶち切れる似非右翼がいるが、漫画なんだよ、これは。 

デビルズライン 花田陵
   吸血衝動を薬で抑えながら、鬼と呼ばれる吸血鬼が人間と共存(人口比率で0.08%)している世界。
   読みきりのつもりだったのか? と思うような詰めの甘さや突込みどころはあるものの、
   主人公たちが善良で切なくて、下手なドラマよりもずっと面白い。映画化されてもよいかも。

死者の声を聞くがよい ひよどり祥子
   ヘタウマな絵、といえるのか。きれいではないんだけど、女の子(幽霊)がものすごく儚げで、
   読んでいるうちに引っ張り込まれる。まあ、続きが読みたいほどじゃないんだけども。

スウィッチウィッチ 茂木清香
   普通の中学生が主人公の、ホラーなんだけど、妙な違和感があるが、細かな台詞が12,3の女の子
   なのに、何か違う。作者は男か? 一巻末のカニバリズムの話は少し面白かった。

青の母
 茂木清香
   ゼブラーマン
山田玲司に絵が似てる。アシスタント経験あるのかな、と探していて見つけた。
   ああ、この人か。強度密着型ど田舎伝承ホラー。まあ、田舎の文化はそれだけでホラーだ。
 

Dragon Voice 西山優里子
   歌は歌いたいけれどひどい嗄れ声と、ダンスのセンスを持つ中3の少年と、
   ハーモニーのきれいな4人組アイドルの、いい感じにファニーで、夢と希望とメルヘン(?)な話。

Pumpkin Scissors 岩永亮太郎
   戦火後の戦禍というか、行き場を失ったはぐれ軍隊と、治安の悪い地方都市の復興を目指す形式ばかり
   の部隊、そこに拾われた元特殊部隊兵士の話。部隊のノリが『鋼の錬金術師』に似ているが……

道士郎でござる お茶にごす。 鋼鉄の華っ柱 天使な小生意気 西森博之
   列挙したが、どれがどれだかわからないくらい、雰囲気が似てるんだよな。嫌いじゃないんだけど。
   腕っ節が強くて馬鹿だけど、KYと思えるくらい素直で常識のない高校生が主人公と、賢く美しく
   不思議ちゃんなくらい純真な女の子。人間関係がどの話も似ている。

サイレーン 
山崎紗也夏 
   殺人凶ストーカー女(美人)と、警察官一家の娘と、その彼氏(こいつも警察)の話。
   なんとなくテレビで一度見た気がする。お話の適度なドライさと、この漫画家の絵は好きだ。

レンアイ漫画家 
山崎紗也夏 
   サイレーンの絵が気に入ったので、同じ漫画家のを読んでみた。これもドラマになりそうな軽い話。
   でも、何も代わり映えしない日常の話で、長く読んだら飽きるかも。

マージナルオペレーション キムラダイスケ 
   スターファイター(映画)の地球環境紛争地帯バージョン。丁寧に書き込んであって、悪くない。

ちひろさん 安田弘之
   お弁当屋で働く元風俗嬢のちひろさんと、彼女の辛辣だけど暖かい性格に轢かれてあつまる
   子供や女子高生、おじさんの話。素っ気無い絵との組み合わせが良いが、好き嫌いが分かれるかも。

レッドリン 
中村真理子
   この人の絵、好きだったんだよな~。少年誌にも青年誌にも、少女マンガにも似合う絵だ。
   
老舗梅干し会社と、契約先の台湾の会社をめぐる祖先からの因縁話だが、1巻だけではなんとも。
 
GOOD JOB かたおかみさお
   粋でオトコマエなOLと、彼女を取り巻く普通のOLや会社員の話。
   なんとなく、昔ドラマでやってたショムニっぽい感じの漫画。同じトーンなので、長く読んでると飽きる。

曇天に笑う 
唐々煙
   よくわからない時代の架空のファンタジーだと思って読んでいたら、明治時代なんですと。
   絵はきれいなんだけど、アクションシーンもいいんだけど、何も残らない。

デトロイト・メタル・シティ 若杉公徳
   面白いと聞いていたのに、読んでいなかったので、一巻だけ見てみた。
   『世界は僕のもの』の漫画家だったんだね。実は臆病でおとなしくて、アイドル好きだったりするのに、
   人気ヘビメタバンドになってるとか、天才ボクサーであだ名が「犯罪者」とか……ネタ的に似てる。

さあ、ラブの時間です 
上杉可南子
   堅物でKYで孤高の奥手の官僚と、フリーライターのドタバタ恋愛劇……というのが、第1巻。
   評価がボロクソだったので、つい、クリックしてみたレディースコミック。 ん?そこそこ面白いのに何故?
   と、思って、レビューを見てみたら、1,2巻はいいのに、その後見る影もなく失墜するんだと。

ヤング ブラックジャック 
手塚治虫  田畑由秋 大熊ゆうご
   言わずと知れた、手塚治虫ブラックジャックのリメイク。無免許医の部分を、うまく調整して、
   医学生というところに落とし込むのは、うまくいっていると思うが、時代背景が揺らぐのが難点。
 
東京闇虫  東京闇虫 パンドラ 
本田優貴
   なんとなく『ウシジマくん』っぽい話だと思う。つまらなくはない。パート1は、引きこもりのろくでなしが
   借金の挙句に、裏社会に入る話、パンドラは卑屈なダメ社員が、デリヘル嬢のおかげで生き返る話。

カラダ探し 
ウェルザード 村瀬克俊
   確か映画になってたな。ものすごくくだらないとは聞いたけど。その通りの学園非現実ホラーだった。

DEAD TUBE 
北河トウタ 山口ミコト
   何のために描いたの? レベルにつまらなかった。画力はあるんだから、もう少しどうにか成らないのか。

屍活師 
杜野亜希
   ホラー狙いで読んだが、法医学教室の女医と医学生の話だった。科捜研の女がずぼらになったタイプの
   准教授の女医さんがいい感じで、さくさく読んだ。 絵は微妙。

SAND STORM SLUGGER 高嶋栄充
   事故で怪我をして何年も離れていたものの、野球に戻っる天才運動少年の話。
   絵がクールなので、スポーツの暑苦しさがあまりなくて、個人的には好き。

マラソンマン 井上正治  
   ダメダメなシングルパパと、昔の父親の活躍を信じて、励まし、復活させる小学生の息子の話のようだ、
   第1巻は。どこぞで読んだときの少年は、この子供の成長した姿だったんだな。     

フィフティーンラブ 塀内夏子  
   そういえば昔読んでた。一見絵柄が古いようなんだけど、浮遊感とスピード感のある絵が好きだった。
   これはテニス漫画だけど、野球漫画もハンドボールもサッカーも、何でも書いてるな、この人。

赤ちゃんのホスト 丘上あい   
   赤ちゃんポストかと思って読み始めた。ホスト上がりの保育所園長と、保育士やお母さんたちの話。 
   きれいごとだなあ、とは思うけど、いろんな問題を抽出していて、ちょっとだけ社会派風。

透明なゆりかご 沖田×華
   4コマみたいな絵で、訥々と描いているんだが、現場っぽい迫力を感じる。この漫画家さん、すごい。
   小説家の素質と、アジテータの素質があるんじゃなかろうか。それは望まない人なのかもしれないが。

37.5度の涙 椎名チカ
   これも、働く母親の大変さを描いた漫画なんだけど、前者二つに比べると、泣き言列挙の様で弱い。

彼女は嘘を愛しすぎている 青木琴美
   芸能界アイドルものの割に、妙に重い。罪悪感の伴わない汚さにまみれている人が、大勢出てくるからか。
   うまく描くと、面白いドラマになりそうな気がする。

死にたがりと雲雀 山中ヒコ
   腕の立つワケアリ浪人と、寺子屋に来る決して裕福ではない子供たちの話。レビュー評価は高いし
   面白くないこともないのだが、設定が「竹光侍」と同じで、あれほどは絵が良くない。

ふたがしら オノ・ナツメ
   江戸の盗賊一味の若いもん二人が、頭領の死後、組を飛び出して大物を目指す話。
   悪くはないが、他の漫画家に良く似た絵と話で、デジャビューが消えない。

からっぽダンス 阿弥陀しずく
   考えなしで直情緒的で、でも善良な警察官と、人付き合いが下手で仕事はできるけど恋愛べたなOLの
   ほのぼのする恋愛(?)話。テレビドラマでも面白いかな、と、思う。

ダビデの星 佐藤まさあき
   ナチスには待った少年が、とか、スティーブンキングっぽい、と言うあおりを見て読み始めたが、
   絵は古臭いし、キャラはみんな同じ顔をしているしステロタイプだし、半分も読めなかった。

薔薇王の葬列 
菅野文
   絵がうまいわけではないが、味があって好きだ。どことなく
さだやすに似ている。
   歴史を知らないと追いかけにくい話かも。こういうリチャード解釈があってもいいかな、と、思う。

ヤンデレ彼女 

   4コマ漫画+アルファみたいな超短編の漫画だが、ヤンキーなのに純情なレイナがなんともかわいい。
   田中学も吉本さんも、白鳥さえ根がいい人たちで、ほのぼのする。

ドクターMダークエンジェル MダークエンジェルIII 
風間宏子
   丁寧な絵なのだが、人の顔の区別がつかないし、キャラ年齢もわからん。優等生過ぎる主人公の感情
   もほとんど見えない描き方がされていて、
かといって医学的な話でもないし、面白さがわかりません。

賭ケグルイ 
河本ほむら
   非現実的なギャンブル学園の話だが、賭ケグルイの女の子がやたらにかわいい。

後宮デイズ 七星国物語 
すもももも  
   中国っぽい隣国諍い状態の時代の皇帝と、その皇帝に気に入られた男装の劇団員の話。
   幼少期に皇帝と暮らしていたり、ありえない伏線がありすぎて、ファンタジーだなあ、という印象。

東海道HISAME 松永空也 
   真言密教の若い坊さんと、
退魔師(妖怪退治)が旅をしながらお払いをしていく話。
   この種の話の典型ではあるけれど、時間つぶしにはなる、的な。

9番目のムサシ 
高橋美由紀
   少々古い劇画調なものの絵は綺麗なのだが、話の進みが非常に遅く、1巻読み終わっても意味不明。

銃華―箱館幕末異聞- Koto 
   おお、函館に行った後だと、こういう歴史漫画がわかるぞ(←10/16に書いてる)
  
 「賊軍の小天狗」と飛ばれた伝説の銃士がいた。 一説では、少女であったとも伝えられている――  
   との話で、冒頭から、死んじゃった土方さんの首が政府軍に取られないように、もって逃げる話だ。

エンバンメイズ 
田中一行
   これは……面白い、というよりも好きだ。賭けダーツの勝負話だが、心理戦で数学戦。
   ぶっ飛び加減がちょうど好きだというか、いい感じに「カイジ」で、いい感じに「ソーマ」っぽい。

秘書のカガミ 
堀戸けい
   絵柄が古く、ストーリーもちょっとバブルを引きずっちゃってる感があって古臭いのだが、
   短編で簡単で全体を通して明るい。北条司っぽいといえばいいのか。カガミのスーパーぶりが痛快。

零影巫女 
天樹征丸 hakus
   霊能力のある大学生が、ゼミの仲間といわくつきの小学校で合宿して呪われる話。
   面白くないことはないのだが、話の進みが遅くて遅くて・・・・・・
 


新暗行御史 梁慶一
   韓国籍の漫画家が書いているようだ。絵が綺麗で面白いが悲惨系なグロテスクな話か。
   
山道がひたすら綺麗でかわいくて、そのおかげでこの漫画がキープできてるのかな、と。

楽園市場 
RUNAKO
   チョット説教くさいが、つまらなくもない。バーチャルアイテムに嵌って、幸せになる奴不幸せになる奴。

しましま 
山崎紗也夏
   離婚暦のあるシマさんが運営する、添い寝屋
「ストライプ・シープ」。私はこの話は好きだけど、
   やたら評判が悪いのはなぜだろう?

ホリミヤ 
HERO 萩原ダイスケ
   こちらは評価がバカ高かった少女マンガ。ああ、でも、これ、恋愛と友情の間みたいで、いいわ
   無理やり難しい感じにすれ違わせないのも高評価の理由かな。

永久指名おねがいします カナエサト
   いじめが原因で引きこもりになり、両親亡き後兄に養われている引きこもり20歳が、
   兄の仕事仲間やホストクラブの裏方の手伝いをしながら恋愛していく話。
   妙に切ない話になっていて、どんなネタでも奥深く描くことはできるのだな、と、漫画家に感心した。
 
湯神くんには友達がいない 佐倉準
   性格と顔は悪くないが、「友達は不要」発言など、すべてがズレていてめんどくさい湯神という高校生と、
   転向してきて、友達のほしい女の子の話。シュールにほのぼの。

うせもの宿 
穂積
   心残りになる探し物を、ちゃんと手に入れてから成仏できるよう、死者がうせ物を探すための宿―――
   悪くないんだが、あまりにも普通だ……

辻占売 池田さとみ
   これはすごい。ハートウォーミング物は苦手だが、評価が高いのも頷ける考えつくされた短編集だ。
   絵が古かったりベタだったり、軽微な矛盾があったりもするが、それを吹き飛ばす物語の勢いがある。
   昔好きだった「スーベニア(原始時代までのタイムスリップもの)」を描いた人かな。絵に覚えが……
   特定のキャラクターを作らないのもいいし、人外の話でもありきたりだった「うせものの宿」と対極。

ヘルズキッチン 
西村ミツル 天道グミ
   悪魔に取り付かれて、という変な理由は作ってあるけど、ありふれた高校生料理バトルもの。

監獄学園 
平本アキラ
   女子1000人の中に5人だけ入学した男子高校生が、覗きだの愛だのSMだのに巻き込まれていく話。

   男子5人の行動が気持ち悪く、女子の応答も読者に誤解を与えるんじゃないか、と危惧するレベル。
   痴漢すると女の子は喜ぶと思っていた、監禁するのは大した罪じゃない、と、信じる奴もいることだし。

ギャルボーイ 
中村真理子
   中村真理子だ☆、と思って読み始めた、彼女の初期作品。きりっとした美形と、男子の骨格は綺麗だ。
   色々と古いが、恋敵に人格者を配するところなんて、最近の作品に通じるなあ、と、思う。

すぎなレボリューション 
小池田マヤ
   泥酔して初夜の相手が誰だかわからなかったアラサー女が、同僚たちと恋愛していく話だが、
   4コマ漫画で進められていく。レディース作品だしな、と流し読むつもりだったが面白かった。
   4コマでこういう話が成立するんだな。切ない&痛快だったし、ファニーだったし、新鮮でした。

火葬場のない町に鐘が鳴る時和夏弘 雨碧海景
   ゾンビ物なのかな。ド田舎ホラー。化け物を諦めている村人の中に、それらを知らない転校生が来て、
   化け物と戦う――という王道。

ミュージアム 
巴亮介     
   映画化したようだ。映画【セブン】のパクリでありオマージュであり漫画としてはセブンより面白かったが。
   映画は面白くないんだそうだ。サイコな犯罪者と、刑事の攻防だと ありきたりかな。

美悪の華 
倉科遼 檜垣憲朗
   昭和な感じのホスト(?)というか、チンピラの話なのだが、内容的には可もなく不可もなく。
   ただ、この人の絵と、平松伸二の絵の違いがわからん。

夜に蠢く 
柳沢きみお
   この漫画家は嫌いなのに、読んでいた雑誌の常連だったので、ついつい読んでるんだよな。
   大様と乞食というか、同じ顔の人が入れ替わる(むしろ影武者)系の話。 

静寂の花 
佐伯かよの
   おっと(汗) 新谷かおる作品(佐伯氏のダンナ)かと思って読んでた。
   心臓移植で記憶や性格が移る、っていう、ちょこっとホラー&サスペンスもの。内容は可もなく不可もなく。

失恋ショコラティエ 
水城せとな
   子供の頃の恋は、一途だよなあ、と思いつつ、こだわりが偉大な職人を作るならそれも良いかな(笑)
   全体としてほのぼのしていて、結構好きかな。 ドラマ、
松本潤だったのかあ……ん~

初恋ゾンビ 
峰浪りょう
   失恋ショコラティエで思い出してしまった(笑) 初恋相手の姿が、幽霊のようにその人の周りに浮遊する
   のが見えるっていうネタを、最大限面白く扱った、ストレートで楽しく、ちょっとエ
ッチな少年漫画。

響~小説家になる方法~  柳本光晴
  映画になったんだっけ、CMを見て読む気になったが、赤川次郎にこんな小説あったな。

監禁嬢 
河野那歩也
   強烈なストーカー女に高校教師が拉致される話だが、ホラーテイストはあるもののわけがわからん。
   絵も気持ち悪いだけで、男女ともに魅力を感じない。