読書録 『誘拐の果実』
読書録、ここのところ当たりがなかったので、メモしてませんでした。
覚えているところだけ、一気に乱れ書き。
覚えているところだけ、一気に乱れ書き。
まず、その1
真保裕一 『誘拐の果実』読了...読了はしたが…
どうしたんだよ.... このご都合主義はっ
ゼブラ的には、時々はずれのある真保裕一だが、
今回は大外れ。
文章がよくて、ペースもよいので、
最後までそれなりに読まされてしまって、
話にノっていたりすると、一件落着っぽく
ハッピーエンドに流されてしまうが、
ふと、我に返って、
何が書きたかったんだ? と、思う。
一つ、たいていの作品について彼が守っている「善」がこの作品には通されていない。
二つ、ストーリーのつじつまを合わせるためなのか、すべてが偶然に頼りすぎ。
三つ、ストーリーの落ち着きを良くするために、すべての人の気が変わりすぎ。
四つ、ご都合主義のストーリーを、ハッピーエンドにしたかったとはいえ、あのエンドは無茶。
トリックメインだとあれだけ魅力的なものを書くこの作家が、人間メインだと、こんななんだなあ~
トリックメインに、人間味のあるキャラがかぶると楽しいのだが、
人間を書くのに、細かいトリックちりばめて、だと、こんな惨状になってしまうのか。
『奇跡の人』『繋がれた明日』とともに、真保裕一のワーストスリーに輝きました。
どうしたんだよ.... このご都合主義はっ
最後までそれなりに読まされてしまって、
話にノっていたりすると、一件落着っぽく
ハッピーエンドに流されてしまうが、
ふと、我に返って、
二つ、ストーリーのつじつまを合わせるためなのか、すべてが偶然に頼りすぎ。
三つ、ストーリーの落ち着きを良くするために、すべての人の気が変わりすぎ。
四つ、ご都合主義のストーリーを、ハッピーエンドにしたかったとはいえ、あのエンドは無茶。
トリックメインに、人間味のあるキャラがかぶると楽しいのだが、
人間を書くのに、細かいトリックちりばめて、だと、こんな惨状になってしまうのか。