読書録 『探偵ガリレオ』
本文に関係あるんだかないのだか、小学生の科学実験も楽しいようで、
写真は紫キャベツの千切りをお湯に浸してアントシアニンを取り出して、
そこに、左からキンカン、石けん、(元の紫キャベツ色)、レモンを混ぜて見た色変化である。
鮮やかで、普通に、きれいな色だ。
ゼブラは子供と一緒にする実験も好きだったりする。
というところで、
東野圭吾『探偵ガリレオ』読了。
「燃える」「転写る」「壊死る」「爆ぜる」「離脱る」と、不思議な現象(トリック)を
刑事とその親友の物理学者が解いていく話。
書評を読むと、理系トリックが嫌いじゃない人には受けるんだそうですが…
何というか、トリック的に、微妙。
まあ、たしかに、不可能ではないけどね。
何回かやれば、一回くらい成功するかもしれない。
「離脱る」ネタなんて、結構まともに研究されるし。
「爆ぜる」トリックが一番簡単っぽかったかな。
この話で出てくる、原子力の研究室の状況は、身につまされる人も多いかもしれない。
おや、TVでもやっていたようですね。
http://www.fujitv.co.jp/galileo/story/10.html
爆ぜるトリック、TVのあらすじ見ると複雑化してる(^^；
確かに○○は◎◎◎だけどさ、そこまでしなくても
少しだけＸＸして△△と....
うう、まじめに計算してしまいそう。
と、まあ、非常にコメントしにくい、小説でした。
