ブログ引越し検討中 (仮住まい)

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書き物締め切りに追われると、漫画家になったような気分になるのは何故か。

今週は共同研究先である大学の学生さんやスタッフが研究所に来ていたので、
なんだかんだと実験に付き合い、自分が頼まれている原稿などデスクワーク時間は皆無だった。
実験は好きなので、精神的には楽だが、仕事はたまっているので、この週末はつらい。

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つくば西武の閉館とともに、まもなく閉店になってしまう、ドイツ料理の店、エルベに行ってきた。
つくばエクスプレスができる前からあったレストランで、ビールがドイツ風グラスやジョッキで出てくる。
日本のビールに比べて、味の種類が多いので、学生さんたちが(味の触れ幅を)面白がっていた。
ただ、ドイツに行くたびに購入してくるケストリッツァー(黒ビールの銘柄)があるはずだったのだが、
もうすぐ閉店だから入れていないのだそうだ、残念。陶器で飲んでいるのは、レーベンブロイ
ちなみに、クラウスターラー(ノンアルビアのひとつ)はこの店にはない。

ソーセージの盛り合わせも、ひとつひとつ味が違うので彼らが面白がってくれたひとつだ。
今は自分が大体のソーセージの名前と食べ方を説明できるようになっていて、時間を感じる。
(この店に来はじめた頃はドイツに住むとは思っていなかったし、ソーセージの名も知らなかった)
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ドイツのソーセージは地名で呼んだり中身の種類で呼んだり、形状で呼んだりする。
いわれがいくつもあって、私ではわからないのもある。
食事中は適当に説明していたので、お店のHPを見て、ツッコミと答え合わせ(?)をしてみた。

■ミュンヘナー(ミュンヘンの白ソーセージ)があるのに、なぜ蜂蜜入りマスタードがない、とか、
■味はニュルンベルガーだけど、その割に大ぶりだし、焼かなきゃだめじゃん、とか、
■チョリソはすぐわかったけど、これってスペインのソーセージだよね?とか。
■レバーケーゼは牛と豚を合わせて作るものだが、メニューにはフライシュケーゼと書かれていた。
フライシュはドイツ語で「肉」の意味だ。肉種を限定しないから単にフライシュなのかもしれない。
■ラントイエーガーは、狩人が弁当に持っていくという食べやすいソーセージだが、
形状が細長くて撓ることから、確かにパイチェ(鞭)と呼ばれることもあるね。

ほかは、覚えていないこともあって不明だけど、ちょっとゴタク。
■ビアソーセージは形状がビア樽型だが、ビールに合うからと名づけられる場合もある。
■シンケンは塩漬け肉を燻煙した英語で言うハムの意味で、ブルストはソーセージの意味だ。
英語で考えるとハムソーセージって何だ?、と思うが、シンケンのもともとの意味が豚腿だかで、
シンケンブルストといった場合は、豚腿肉のソーセージになるんだそうだ……というのを昔聞いた。



そういえば、昨日はつくばは雪が降っていたのだった。
息子は雪大好き(先週はスキー合宿に行っていたし)なので羨ましがっていたし、
風邪引きの娘も、雪が降ったら遊んじゃうでしょ、とか病人にあるまじきことを言っていた。

*発熱した娘(電車で1時間の距離に下宿中)に、何か持っていこうかと聞いたら、
近くに住む友達のお母さんに、グラタン作ってもらったから、いい、と言っていた。
保護者となってくれる友人をすぐに見つけるのは、学生時代の私と似ているが、
親御さんまで巻き込んでいるのなら、何かこちらからお礼を送らないと……

雪が降ったので、蒲鉾を雪ウサギにしました。
目玉は唐辛子です。
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う~ん。原稿を書かなきゃ。

世の中には週刊誌に連載をする漫画家という職業があると考えると、
彼らの締め切りを守る努力は、尊敬するなあ。