黒ビールと八重桜

ヒアリング成功の祝杯........　　ならいいんですが、アイスコーヒーです。

で、ヒアリング席でのプレゼンテーションは、可もなく不可もなく。まあ、こんなもんかな。
つまり、予想通りの出来栄えよりは、少し見劣りした程度、というところです。

申請予算が通るかどうかは、神のみぞ知る。

机と会議室に張り付けられていた腹いせでもないんですが、
ヒアリング会場に実験用の試験片持ったまま行って、
帰りに他の大学に行って、実験準備をしてきました。

薬草園が広がる、美しいキャンパスに、八重桜の花なども咲いていて、
ついでに、訪問先の教授は夫の友人でもあるので
近況報告を交換したりして、いたって平和。

研究の方も、予備実験のそのまた予備だけど、当たれば画期的………な、ハズ。
昨日昼間に電話をして、「そのうち、装置見せてください」　のつもりが、
あっという間に日程が決まって、
で、廊下ですれ違った関係者に　「明日行くんですよ～」と話したら、
「じゃあ、テストサンプル提供しましょうか？」　って。

うまく転がるときは、どこまでも転がるんですね。

と、機嫌よく共同研究計画を立てつつ、お茶など飲んでいたのですが、
何度携帯メールをチェックしても、

　“本日帰国するはずの　夫のメールが来ない........”　　←今日は夫が子ども係（お迎えやらなんやら）

席を外させてもらって、夫の携帯に電話をかけたのですが……　
ジジジジジジ......ジジジジジジ......（←こんな風に聞こえる）

　“この呼び出し音、まだ、海外じゃん　orz　”

さて、どうする。

①今朝まで手伝いに来てくれていた義理の母に、電話して、帰国日の確認。
　　（予定が変わった旨の連絡を受けたのは、二度とも彼女なので.....）
②ベビーシッターに緊急予約　「本日お願いします」
③娘の携帯に、夫から連絡が入っていないか問い合わせ。
④もう一回、夫の携帯に電話。やっぱり出ない（涙）

娘からも、「電話かけてみたけど、やっぱりパパは出ない....」とのメールが入って、
異国のクリーンルームにでも拉致されたのか、と、
訪問先の教授ともども、心配していたのだが。

公衆電話からの、夫の電話。

　　　「携帯、ホテルに忘れてきた」　　　　　　　　　おーーーーい（涙）

まあ、可能性としては、そういうこともありますわね。
携帯が異国だって、人間だけ帰国することだって、ありますよね。

「携帯、どうするの？」

　　　「〇〇支社の人に、ホテルまで取りに行ってもらった」

「無い間、不便じゃない？」

　　　「いや、また、来週行くから」

「…………」

　　　　　　　　　　　　　う～ん　(^^;

　　　　　　　　　　　　　　　　　　交互に忙しくなってる分には、いいけどさ。

最後の写真は、薬ではないチューリップです。
これは危険がないので、鍵のかからない外の花壇に咲いておりました。