団体戦の行方
この年齢になると （って、一応匿名ブログなので、年齢も不詳と言うことにはしているが）、
・個人の研究で、自分が主体となって思い通りにできるものと、
・（団体戦の同じチームの仲間と自分の関係のように）、共同研究者との力関係が均衡しているもの、
・あるいは、主流は別のところにあって、自分はほんのおまけのような立場で協力していく仕事、と
いろんなタイプの仕事をしなければならなくなってくる。
今日はそんな仕事の一つで、ヒアリングを受けてきた。
協調していくべき仲間との意思の疎通が、なかなか難しい。
いや、最終的には思うことをすべて言い合うことで、合意はできたし、お互いの考え方は理解したのだが、
最終的な表現まで上手くまとめきれたかどうかは、かなり不安だ。
プレゼンテーターが自分でないことも、こういった場合のもどかしいところだ。
思ったキーワードを言ってくれなかったり、不正解ではなくても、的確な表現をし切れていなかったり。
ただ、仲間内のスタンスが固まって居ないのに、予算が来てしまうとあとで面倒くさいことになるのだが、
今回に関しては、その恐れはない。
でも、だから （いろんな部署の内情も把握しているから） こそ、
思い切りよく、最後の一歩を踏み切れなかった部分もある。 それが不安である。
上手く伝えられただろうか？ ニュアンスが伝わりさえすれば、成功する自信はあるのだが。
とにかく、ヒアリングは終わってしまったので、あとは野となれ山となれ、だ。
野となれ山となれ、なら、今回のカテゴリーも、ギャンブル？ ＜こらこら
むしろ今回は、この手の（表面科学以外の）仕事としては珍しく真摯に考えたので、
ギャンブルと言うには、ずいぶん欲があるかも。
（世間一般には知らないが、私の場合、ギャンブル＝無欲に確率を楽しむ である）
こっちも仕事でないかと聞かれたら、やっぱり仕事なんだが (＾_＾；
仕事気分が薄いのは、
私は、表面への原子衝突までは、かろうじて研究の範囲だが、キャビティで活性原子を作るくらいで、
（身の回りの先生方の話を聞いてはいるものの） 大型施設のプラ研にかかわったことはない。
とは言え、楽しくお話を聞かせていただいた。
良いお天気で、ただでさえ綺麗な立教大学が、公園よりものどかで、良い休息にさせてもらいました。
藤の花がとてもきれい。
今年は花見 （桜よりも、例年、藤や牡丹の花見にいってました） に行っていないなあ、などと、思い出した。
でも、まあ、公園よりも大学キャンパスで安らぎを覚えるのは、仕事柄なのかもね。
明日は子供と遊ぶぞ～！
