もうちょっと科学っぽいはずのあれこれ

昼からの会合でお医者さん達に会うので、
自分の仕事話題を紛れ込ませて、サゼッションなどいただこうかと企んでいる。

ファンデーションなどに混ぜた時に、紫外線遮蔽効果のある酸化亜鉛や酸化チタンは、
バンドギャップ(粗っぽく言うと電子軌道にいる電子のエネルギー)を積極的に変えることで、
吸収(遮蔽)する紫外線の波長領域を変えることができるのだが、

　　　「こんな風に(酸化チタンを)パウダー化したら、こんな効果があった～」

という経験則的なアプローチが多く、

しかも化粧品メーカーごとにノウハウを口外しないので、
なかなか(業界としての)研究が進まない。

「いっそ科学ジャーナルで特集を組んでいったん統計的に処理しましょう、

　　　　　　　　　　　　　　　　みなさん、化粧品会社のツテを当たっておいて下さい」

と、偉い先生方から仰せつかった。

　　　まあ、永遠の最年少、永遠の下っ端ですから、やるだけはやりますがね、
　　　化粧品会社にコネクション持ってそうな皮膚科の先生達、知り合いがいますけどね。

でもね、
……特集企画説明しなきゃならないと思うんですよ、
で、相手も研究者だから、きちんと説明しなきゃならないと思うんですよ……

医学系、生物系の方々にバンドギャップの説明
医学部の同僚＆学生相手に苦悩した日々が甦る～

……って、もうすぐ到着しちゃうよ、ど～しよ、ど～しよ、ど～しよ　　　←準備不足、という状況