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映画鑑賞録 『世紀末の魔術師』

三連休なのだが、もともとが休める予定ではなかったので、今になって旅行先を探しているという体たらくである。
大都市で、出張先にあるようなビジネスホテルなら空きがあるかなあ、等と。
 
お抹茶BOYはせっかくの休日なので、普段は見れないアニメのDVDを観ている。何度観てもいいらしい。
世紀末の魔術師、という、雰囲気あふれるこのタイトルは、『プレステージ』 なんかを連想するのだが、
実際には、『名探偵コナン』 である。 劇場公開第3作、1999年の作品のようだ。
コナンや毛利探偵はもとより、怪盗キッドや関西弁名探偵の服部まで出てくる、オールスター映画である。
ロシア・ロマノフ王朝の秘宝‘インペリアル・イースター・エッグ’を巡って、
怪盗キッドと探偵コナンが繰り広げる闘いを描く……というのが、amazonの説明だ。
 
雑用をしながら観るともなく観ているのだが、
世界制覇しているだけあって、日本のアニメはいろいろ気を使ってるんだよなあ、と、思う。
ほぼ日本国内で話が片付くのは、『るろうに剣心』くらいで、
大抵の現代アニメは、外国人や外国の犯罪組織、外国の警察組織が出てくる。
日本のアニメに限っていえば、その国自体や、組織自体を貶したり、貶めたりという事がない。
海外の習慣を、悪く扱う事もない。 欲に駆られた悪人が、どこの国にもいるというだけのことである。
そりゃあ、どこの国にも輸出できるよね、と、思う。
   いやいや、以前は、長髪の正義の味方は風紀を乱す、と、認めなかった国があるらしいけどね。
 
さて、兵役の義務があって、成人男子のほとんどが銃を扱う経験を持つドイツでは、
10歳以下の子どもには、銃器が出てくる映画さえ見せたがらない親が多い。
スターウォーズでさえ、サーベルが出てくるので嫌なんだそうだ。
ナイフの使い方は習わせても、それは生活のためであって、武器として使う事を学ばせたくない、と言う。
「詭弁じゃないか?」と、思う反面、
武器や暴力に対しては何でもかんでも反対だったり、逆に限りなく銃を持つ権利を主張したりに比べると、
考え方の一つとして、それもアリなんじゃないかな、とも思う。
 
そんな彼らにとって、対戦型でありながら、銃もナイフも出てこないポケットモンスターは、
叩きどころのない優秀な子どもアニメなようだ。
でもさ、ピカチュウって、武器じゃねえ? 
いい武器を揃えて、使い方を習って、他人と戦って。 仲間との友情やらなんやら。
ま、それも含めて、手に入るわけのないのない武器を使っていれば、良いというのかもしれないけれど。
 
…………映画の話題じゃなくなっちゃった