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社交的だけど病んでいる人

世の中には、積極的な馬鹿と、消極的な馬鹿がいる、と、口にした教授がいた。
話の流れとしては、

「物理学はわからないことが多く、
自分の知識が相対的に足りなくてわからないことも確かにあるだろうが、
世の中のすべての研究者にすら答えがない場合もある。
自分が馬鹿なのか、人類が未熟なのかわからないのなら、
口に出して聞け、手を出して実験しろ、積極的な馬鹿であれ」  みたいな感じだった。


身の回りに、病んだ人が多くなった、とは思うが、
それが自閉症統合失調症か、躁鬱病なのか、細かな分類はわからない。
ただ、この人のリアクションは、ちょっとおかしいよね、と、イメージ 1
思うことが増えた。

おかしいと思うか、普通と思うか、
それだって習慣と先入観じゃないか、
と、文句を言われることに事前対処しておくと、

自分の経験上からくる、平均値と標準偏差から考えて、
3σくらいはずれてる感じのリアクションってことだ。

    もっとも、平均から外れている=変人 とは言えても、
    平均から外れている=病んでいる  ではないけどね、もちろん。




さて、社交的で、かつ、病んでいる人の話だ。

変な組み合わせだが、このような人たちは実在する。
一人でぶつぶつ言っている人もいるが、喋りかけてくる系のおかしな人もいる。
ブロ友さんいうところの、頭の温かい人、知的障害はあっても本人は楽しい人なら、まだいい。

              福祉制度など法的には、知的障害も精神障害もほとんど違っていない(区別がない)と思うのだが。
              法律話をしてるのに、「それは精神障害ではなく知的障害の話ですね、その二つはまったく違います」と、
              障害があるとしか思えないような人にコメントされたことがある。 
              「あなたは精神障害ですねっ」と言いたくなるブログを書いている人で、絡みたくなかったのでスルーした。


研究機関に勤めている方で、「何かおかしい」、という女性がいる。
頭は悪くない、と思うし、研究成果はそれなりにある。
彼女は、「空気が読めない人」、と甘く評される場合もあるが、
空気を読む読まないの高等技術ではなく、本来わかっていなければならないことがわからない人だ。
目的がわかっていない、発言していいことと悪いことの区別がつかない、
失敗・失言をしても言い訳を言って食い下がったり、逆切れしたりする、そういう人だ。

一例だが、小中学生の理科離れに、どう対処するかという議論の席で、
「私、(正直だから)学生に理系に進めなんて言わない」 と、発言してしまったことがある。
どうやって理系人口を増やすか考える会議なのだから、
反対意見しかないなら、会議の委員会のメンバーとしては不適格、ということになる。
その場は理系人口を増やすか減らすかの議論ではなく、
すでに経済産業省なり文部科学省なり、あるいは政治家なりが、
「理系人口を増やしましょう」「そのための資金を用意しました」 という段階まできて、
「では、実際にどのような施策が考えられるか考えてください」を検討する会議であり、そのための委員だからだ。

心の中で反対意見があったとしても、「だから理系離れを推奨しましょう」、
反対意見となる原因を考えることで、「これがなくなれば、理系離れに歯止めがかかるのでは」
という建設的な議論にもなるはずだし、それができる方が多いのだが。

多くの人というか、ほとんどの人(95%くらい)は会議の目的の文書を読んで理解し、
自分の参加理由も理解した上で合意書を書いて出席しているから、
その場で(たとえば上記のような)会議にとって有益な意見を言うか、
有益な意見を持っていなかったら、黙っている

わからない人がごくごく少数いる、彼女はそういう少数派だ。
それらを指摘されると、「私だってそんなのはわかってる」、「そうは言っていない」、 
「そんな意味で言ったはずがない」 となって、とにかく、会議が停滞する。
だからといって、ポジティブな意見が出てくるわけでもない。
とっぴ過ぎていたり、ひねくれていたり、外れすぎているのだ。
他の人と違ったことが言いたいのか、珍しいことを言って注目されたいのか、――― 何度も失敗している。

ここまででも、かなり問題のある人だが、それだけですまない。

会議終了後に(一、二度会ったことがある程度の)委員たちに寄ってきて、
「私はそんなつもりで発言していないのに、どうしてあなたたちは私を庇ってくれなかった」 
と、恨み言を言う。面倒なこと甚だしい。 

面倒なので相手にされなくなると、
次々エスカレートして、「邪魔をされた」 「足を引っ張ろうとしている」 と、言い始める。
何事もネガティブに解釈し、目が合っただけでセクハラだと言い出し、
それをやわらかく注意した大御所女性に、
「自分が相手にされないから、貴女にはセクハラされる気持ちがわからないんですよ」 
まで、言ってしまう。
大御所に機嫌が悪くなられてしまうと、まとまるものもまとまらないので、
周囲の委員が必死でフォローしているのに、「偉い人だからってチヤホヤして、貴方たちにはプライドがない」
などの暴言を吐く。お前はもうしゃべるなっ と、誰もが思う。

そんなわけで、アンタッチャブルな人となっていたが、
おとなしくしていればいいものを、いろんな場に立候補してくるので ――― ますます迷惑だ。

親しくしたいと思ったり、目立ちたいと思っているのかな。
いや、社交的という言葉からはかけ離れているかもしれないが、
彼女が他人と接触したいと思っているのはわかる。
そこに、自意識過剰に加えて、何かあるとすぐに 「負に」 「深刻に」 「思いつめてしまう」 という
“病的な要素”が加わっている――― ここが問題だ。

危うきに近寄らない私は、彼らのいる場からは、全速力で逃げていたのだが、
本日、出くわしてしまった。 
もちろん、逃げまくった。 他の人たちと一緒に。

……「声をかけようとしたのに、避けられた」、と思っただろうけど…… みんなわが身がかわいい。



社交性が実在の社会ではなく、インターネットの世界に限られている人もいる。

とても人懐っこい感じで、コメントをよく置いてくれたりするのだが、
すべての(うちのブログだと科学記事と、おたく記事と、お料理ものや子供話題が混在)記事に
コメントをつけずにいられない様子で、なにごとかと思うくらいリアクションが早い―――人がいた。
偶然にブログを見ている時間が重なっただけではなく、見張られてんのかな、と思った。
寄せ方が半端じゃない。

なんだろうなあ、と思って先方のブログを訪問したら―――何か、おかしいことがある。
怒りまくっていたり、誰かと炎上していたり、ひとつの記事の中で論理が破綻していたり。
                 文章は、知的レベルと内面の破綻が漏れ出てしまうものだから、結構怖いね。

彼らは自意識やプライドの高さと、そのプライドと知識や理解力・判断力との乖離と、
かまって欲しい、褒めて欲しい気持ちとでボロボロになっていることが多い。
ボロボロのまま、突然怒り出し、場違い・筋違いに他人を中傷し、罵る。

傾向として、友達が欲しい、話し相手が欲しい、という目的が、
相手側の記事の内容や、その人本人の趣味の話題などより優先している人は、
その時点で要注意なのである。

あ、その点に関しては、オタクなブログのオタクな人々は、とても健全かも。




初期のブロ友さんで、緩やかに病んでいってしまった人がいた。

すごく心の綺麗な――邪念がなくて、すべてのものに優しくて、人懐っこい人だった。
そんな風じゃ、すぐに傷つけられてしまうんじゃないかと思う危うさがあった。

案の定、変な考え方の人に振り回され、鬱になっていった。
考え方まで洗脳されたようで、おかしくなっていった。

彼らの主張の多くは、
「欝や統合失調症は風邪のようなもので、どんな人でもかかる可能性があるんだ、
  だからもっと心を広く持って、私たちが何を言っても認めるべきだ」 というものだ。

「風邪を引いたら、マスクをして他人に咳をかけないようにするのがマナーだと思うけどね。
  運転する人なら誰でも、人身事故を起こす可能性があると思うけど、
  誰でも加害者になる可能性があるから、無罪になるの?」 

聞き返したら……それに対して、ゴネて食い下がったり、開き直ったりすることはなかった。
そしてちょっと訪問しないようにしたらすぐに離れていった。
相手の気配に敏感な人だった。元から彼女が持っていた気配りの名残……ともいえると思う。

逃げることに躊躇はなかったし、何ができるわけでもなかったけど、
離れるときに、彼女が不幸せな様子だったのは少しだけ心が痛んだかな。
彼女の作る美しい和装小物とともに、時々、思い出したりする。



そうそう、こういっては(双方に対して)ものすごく失礼だと思うが、
年齢とともに理解力がなくなって、おせっかいになって、ついでに頑固になったことで、
知的障害の方たちと同じ行動に陥る高齢者がいる。

先日は風邪を引いて、咳から気管に来ていたので、少し強い薬を飲んでいた。
テオフィリンなど気管支拡張剤とカフェインを同時に取るのは禁忌なのだが(相乗効果で副作用が出やすい)、
逆に言うと、薬の効果が大きくなるともいえる。
どうしても咳を押さえたいとき、(発汗やイライラはあきらめて) あえて珈琲で薬を流し込む。

駅のホームで珈琲を買って薬を飲もうとしたら、知らない爺さんに止められた。
いわく、「薬を珈琲で飲んではいけない」
うん、わかってるけどね。 「ありがとうございます、でも、珈琲でも大丈夫な薬なので(←うそ)」

でも、爺さんは食い下がる。
珈琲と薬は駄目なんだ娘が薬剤師と結婚したから俺は正しい俺の言うことを聞け目上の意見は聞くべきなのに最近の若者は間違っている女は男の意見を聞くべきだ薬に頼る人間が多すぎる医者は駄目なやつが多い……
―――追いかけてきて、薬を飲もうとしている腕を押さえるまでする、なぜ言う事をときかないのだ、と怒り出す。

ここまでくると迷惑で危ない人だ。
調子悪いのに、めんどくせええええ…… ほっといてくれ。



精神的な障害が、傷つきやすくてひねくれて、すぐに他人を攻撃する――という性格につながる人がいる。
他人が嫌で自分だけが知的で尊いと思っているのなら、他人には近寄らなければいいのに、
ちょっかいを出しては、思い通りにならなくて逆上する、ネットの場合だと炎上する。

わかってあげなよ、とか、本人も苦しいんだよ、と、擁護に回る人もいるようだが、
擁護しているお前、自分の道徳心とやらを、他人に押し付けた時点で不遜な態度だし、
自分が正しい行動をしているからって、正しくない人を罰する資格はないんだよ、
                                    ―――と、キリストだって言ってるよ。


病んだ人には身の回りに来て欲しくないなあ……と思う私は、根が心優しくないんだろうな
差別や攻撃はしないから、あまり叩かれることはないけれど。



10月のカレンダーをはがそうとして、気がついた。
31日は友引で、ハロウィンだったんだね。  並べて書かれると、なんとも。
イメージ 2


……中途半端に書きかけてたんだけど、
結局まとまらないのでパランパランのまま投函しちゃいます。